Exnessのスワップポイントには種類があり、口座開設当初からスワップフリーの銘柄と、一定の取引量を到達したらスワップフリーになる銘柄があります。
注意点として、スワップで得た利益を出金する場合はポジションを決済する必要があり、木曜日の早朝はスワップポイントが3倍になる銘柄や、土曜日の早朝にスワップポイントが加算される銘柄があるので、取引する際には注意が必要です。
取引を行う際には、スワップポイントがどのように発生し、どのように計算されるのかを理解することで、より効果的な取引戦略を立てることができます。
この記事ではExness(エクスネス)のスワップポイントについて解説していきます。
目次
Exness(エクスネス)のスワップポイント

Exness(エクスネス)でスワップポイントが発生するタイミング
Exness(エクスネス)でスワップポイントが発生する時間は、日本時間の朝7時です。
Exnessの公式サイトでは、MT4/MT5のサーバー時間で22時に発生と記載がありますが、日本時間との時差が9時間あるので注意してください。
また、Exnessでは日本時間の木曜日の早朝はスワップポイントが3倍になる銘柄があり、土曜日の早朝にスワップポイントが加算される銘柄もあります。
土曜日にスワップポイントが3倍になる銘柄
- UKOIL(ブレント原油)
- USOIL(WTI原油)
上記の銘柄の取引時には、お気をつけください。
Exness(エクスネス)のスワップポイントの計算方法
スワップの計算方法は以下の式で示されます。
スワップポイント額=ロットx契約サイズxPipサイズx売りスワップまたは買いスワップx日数
Exness(エクスネス)のスワップポイントの種類

Exness(エクスネス)のスワップポイントは2種類あり、一定の取引量を到達したらスワップフリーになる銘柄と、口座開設当初からスワップフリーで取引できる銘柄があります。
スワップの種類
- 一定の取引量を到達したらスワップフリーになる銘柄
- 口座開設当初からスワップフリーで取引できる銘柄
一定の取引量を到達したらスワップフリーになる銘柄
一定の取引量を到達したらスワップフリーになる銘柄では、スワップポイントは、トレーダーが特定の取引量に達すると、スワップ料金が発生しなくなるシステムです。
具体的には、トレーダーがある期間内に一定の取引量を達成後、取引でスワップ料金が免除されるというものです。
アクティブなトレーダーを対象としており、スキャルピングなど頻繁に取引を行うトレーダーにとっては、スワップ料金のコストを節約する大きなメリットとなります。
口座開設当初からスワップフリーで取引できる銘柄
口座開設当初からスワップフリーで取引できる銘柄では、スワップポイントは、特定の理由や宗教的な背景から金利を受け取ることができないトレーダーを対象としています。
例えば、イスラム教徒は宗教上の理由から金利を受け取ることが禁じられているため、スワップフリーアカウントが提供されることが多いです。
このアカウントでは、取引を持ち越してもスワップ料金が発生しないため、金利に関連するコストを気にせずに取引を行うことができます。
下記の銘柄で一定の取引を行っている方は、スワップフリーのレベルが拡張されます。
拡張される銘柄
- EURUSD
- GBPUSD
- AUDUSD
- NZDUSD
- USDJPY
- EURJPY
- GBPJPY
- AUDJPY
- NZDJPY
- USDCAD
- USDCHF
- EURGBP
- EURAUD
- EURNZD
- EURCAD
- EURCHF
- GBPNZD
- GBPCHF
- AUDNZD
- AUDCHF
- NZDCAD
※拡張される条件や取引量は公表されていません。
続いて、下記の銘柄は口座開設当初からスワップフリーで取引できます。
スワップフリー銘柄
- 仮想通貨
- 株価指数
- 株式
- XAUUSD(ゴールド/USドル)
Exness(エクスネス)にはスワップポイントが発生しない取引銘柄もあります。
スワップポイントが発生しない銘柄
- インデックス:US30、US30などの全インデックス銘柄
- 株式:AAPL、METAなどの全株式銘柄
- 仮想通貨:BTCJPY、ETHUSDなどの全仮想通貨ペア
- XAUUSD
Exness(エクスネス)の注意点として、スワップポイントで得た利益のみ出金することはできず、スワップポイントで得た利益を出金する場合はポジションを決済する必要があります。
Exness(エクスネス)の通貨ペア別スワップポイント

Exness(エクスネス)のメジャー通貨ペアのスワップポイントをご紹介します。
銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
USDJPY | 0(0円) | -19.2(-1,920円) |
EURUSD | -6.2(-814円) | 0(0円) |
GBPUSD | -3.1(-407円) | 0(0円) |
NZDUSD | -1.7(-223円) | 0(0円) |
AUDUSD | -3.3(-433円) | 0(0円) |
USDCAD | 0(0円) | -3.3(-322円) |
USDCHF | 0(0円) | -10.6(-1,532円) |
DXY | 0(0円) | -3.0459(-400円) |
続いて、マイナー通貨ペアのスワップポイント一覧です。
銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
EURJPY | 0(0円) | -13.5(-1,350円) |
GBPJPY | 0(0円) | -20.8(-2,080円) |
NZDJPY | 0(0円) | -12.3(-1,230円) |
AUDJPY | 0(0円) | -10.3(-1,030円) |
CADJPY | 0(0円) | -13.4(-1,340円) |
CHFJPY | 0(0円) | -3.3(-322円) |
HKDJPY | 0(0円) | -4.086(-409円) |
通貨ペアを買った際に発生するスワップポイントは「買いスワップ(Swap Long)」といい、通貨ペアを売った際に発生するスワップポイントを、「売りスワップ(Swap Short)」といいます。
※スワップポイントは変動しますので、現在の正確なスワップポイントは公式サイトにてご確認ください。
Exness(エクスネス)の両建て取引でのスワップポイント

買いスワップ、売りスワップともにプラススワップの通貨ペアで、買い売り両方のポジションを持って、スワップポイントで利益を得る方法を両建てと言います。
買い売り両方のポジションを持つため、相場に変動があってもポジションでの利益と損益が相殺されるため、相場変動に左右されずプラススワップの分が徐々に増えていきます。
スワップポイントは通貨ペアごとに異なり、基本的にどちらかがマイナスまたはどちらもマイナスで設定されていることがほとんどですが、一部どちらもプラススワップとなっている通貨ペアも存在します。
両建てを行う場合はロングとショートどちらもプラススワップの通貨ペアを選ぶのがおすすめです。