海外FXでの出金には複数のルールがあります。
まず、入金と出金は同じ方法で行う必要があり、クレジットカード、電子ウォレット、海外銀行送金の順に優先されます。
また、出金は必ず取引口座と同一名義の口座にのみ行え、クレジットカードでの出金は入金額までに制限されています。
この記事では、海外FXでの出金にまつわるルールや出金する際の注意点について詳しく解説します。
目次
海外FXの出金ルール
- 出金可能な口座は同一名義である必要がある
- 出金手続きには、優先される順番がある
- 入金と出金の方法は一致させる必要がある
- ボーナスは基本的に出金対象にはならない
出金可能な口座は同一名義である必要がある
海外FXでの出金は、取引口座と同じ名義である出金方法に限り出金が可能です。
この規定はマネーロンダリングの防止策の一環で、他人や家族名義の口座には出金できません。
出金拒否になることが多いのが、ローマ字のスペルの不一致です。
例えば、口座が本人名義であっても、FX口座と出金先の名義が一致しなければ、出金が拒否される可能性があります。
出金手続きには、優先される順番がある
多くの海外FX業者では、取引口座から資金を引き出す際の優先順が設定されています。
異なる方法で資金を入金した場合、以下の順番での出金が基本となります。
- クレジットカード
- オンラインウォレット
- 海外銀行振込
入金と出金の方法は一致させる必要がある
海外FXで出金する際は、基本的に資金の入出金を同じ手段で行う必要があります。
例えば、クレジットカードで資金を口座に入れた場合、出金する際も同じクレジットカードを利用することが求められます。
入金はクレジットカード、出金は銀行振込で行うといったことは許可されていません。
このルールは、資金洗浄の防止を目的として、同一の方法での入出金を義務づける規定を設けています。
ボーナスは基本的に出金対象にはならない
多くのFX業者では、ボーナスをそのまま引き出すことはできません。
ボーナスは、口座開設や取引条件を満たした際に得られる取引専用の資金です。
ボーナスは取引に使えますが、現金として出金するためには条件があり、ボーナスを利用して得た利益は引き出すことが可能です。
海外FXでの出金の注意点
- 出金が拒否される
- 銀行による送金制限
- 海外FXのサービス停止
出金が拒否される
入金と異なる出金方法を選んだ場合や、口座情報に誤りがある場合、利用規約に反する行為を行った際には、出金拒否される場合があります。
銀行による送金制限
一部の国内銀行は、高額な海外送金に対応していないことがあります。
イオン銀行やセブン銀行、PayPay銀行のようなネット銀行は、SWIFTコードがないため、海外からの送金ができない場合があります。
SWIFTコードは、国際的な金融機関間の通信ネットワークであるSWIFTの中で、特定の銀行を識別するために使用されるコードです。
海外FXのサービス停止
海外FX業者が何らかの理由でサービスを停止すると、出金ができなくなることがあり、全ポジションの強制決済や新規注文の停止などもあり得ます。
過去にGEMFOREXがサービスを停止した際に、ユーザーが計画外の損失を被るケースが発生しました。
このようなリスクを避けるためには、安全性の高い業者を選ぶことが重要です。