AximTrade(アキシムトレード)はゼロカットシステムを採用しています。
AximTradeでゼロカットシステムが発動するまでには順序があり、証拠金維持率60%以下になるとマージンコールによるアラートが発生し、証拠金維持率30%以下になると、損失が増えないようロスカットによりポジションが決済が行われ、最後にゼロカットが適用されます。
しかし、AximTradeは、2024年3月頃から公式サイトへのアクセスおよび会員ページへのログインができない状態が続いており、現在も改善されていません。
また、日本からの新規口座開設もできない状態です。
目次
AximTradeのゼロカットシステム

AximTradeは、ゼロカットシステムを導入しており、急な市場の動きで口座の残高がマイナスになった場合でも、追加の支払い義務(追証)は発生しません。
ゼロカットとは
トレーダーの資産を守る仕組みであるロスカットが間に合わず、残高がマイナスになってしまった際、損失分をFX業者が負担すること
国内FX業者では、金融商品取引法でFX業者が顧客の損失を補填する行為が禁止されているため、ゼロカットシステムは採用されておらず、入金額以上の損失が出た場合は追加証拠金という「追従」が発生し、借金を背負ってしまうリスクがあります。
口座残高以上の損失が発生した場合
- ゼロカットなし:不足分を追証としてトレーダーが支払う
- ゼロカットあり:不足分をFX業者が補填する
しかし、AximTradeではゼロカットによりマイナス分が補填されるため、追従による借金のリスクを心配をせずに、ハイレバレッジをかけた取引でも安心して行えます。
AximTradeのゼロカットシステムが発動するまでの流れ
発動までの流れ | 証拠金維持率 |
①マージンコール | 60%以下 |
②ロスカット | 30%以下 |
③ゼロカット | 0% |
AximTradeのゼロカットシステムの注意点

AximTradeにおいて、スキャルピングと判断される取引は許可されていません。
取引でのポジションの保持期間は、少なくとも30秒は確保する必要があります。
規約違反に該当する取引を行うと、ゼロカットが適用されなかったり、利益没収や口座凍結などのペナルティーを受ける可能性があるので十分に注意してください。
AximTradeのマージンコール

AximTradeでマージンコールが発生する水準は証拠金維持率60%以下に設定されています。
マージンコールとは
トレーダーに取引中のポジションの含み損が拡大していることをアラート機能で知らせるシステムのこと
マージンコールは強制ロスカットが行われる前に対策をねることができる便利な機能です。
マージンコールの水準は、FX業者や口座の種類によって異なります。
マージンコールへの対策
マージンコールが発生すると、ロスカットになるリスクが近づいているため、強制的に損切りされないように自身で損切りを行うか追加入金するなどの対策が必要です。
マージンコールへの対策
- 低いレバレッジで取引する
- 余裕をもった証拠金で運用する
- 損切りを徹底する
高いレバレッジで取引すると為替変動に左右されやすく、少ない証拠金の場合、多少の含み損でマージンコールが発生しやすくなります。
証拠金には余裕を持ち低いレバレッジで運用すること、また損切りを徹底することで損失額を最小限に抑えた取引をおすすめします。
AximTradeのロスカット

ロスカットとは
保有しているポジションの含み損が口座残高に対し一定の水準を超えてしまった場合、それ以上に損失が増えないように強制的にポジションを決済させること
ロスカット水準は、マージンコールと同様にFX業者ごとに異なります。
AximTradeには4種類の口座タイプがあり、ロスカットは証拠金維持率の0%から30%以下に設定されています。
INFINITE口座は、ロスカットの基準が0%となっており、トレーダーは証拠金を最大限に利用できます。
口座タイプ | マージンコール | ロスカット |
スタンダード口座 | 60% | 30% |
セント口座 | 60% | 30% |
ECN口座 | 60% | 30% |
INFINITE口座 | 60% | 0% |
マイナス残高になった場合は、数分~翌営業日までに自動的にゼロカットが執行されます。
国内の多くのFX業者では、口座維持率50~100%が一般的ですが、AximTradeではロスカットされる可能性が低く、安心して取引できます。
AximTradeのでのロスカットの対策
AximTradeのでロスカットを防ぐための方法として、以下の3つの対策が挙げられます。
ロスカットの対策
- 追加入金してレバレッジを低くする
- 損切りする
- 逆方向のポジションを取って両建てにする
資金を追加して、実質的なレバレッジを低く保つことで、ロスカットのリスクを低減できます。
また、ロスカットされる前に、損切りを行うことで、大きな損失を防ぐことができます。
レートが逆行して損失が出た場合は、逆のポジションを取ることで損失を抑えることができます。
AximTradeと他の海外FX業者のロスカットの比較

AximTradeのロスカット基準は、他の海外FX業者と比較しても標準的で、多くの業者が20%~30%の範囲でロスカットを設定しています。
ロスカット | 必要証拠金率 |
HFM(Hotforex) | 20% |
ThreeTrader | 20% |
Axiory | 20% |
BigBoss | 20% |
XM Trading | 20% |
Axi | 20% |
OQtima | 20% |
TitanFX | 20% |
AximTrade | 30%(INFINITE口座は0%) |
Axon Markets | 50% |
PU Prime | 50% |
国内のFX業者との比較では、AximTradeはロスカットが発生しにくい特徴があります。
そのため、「間もなく価格が反転するだろう」と感じる瞬間でも、ロスカットされることはなく取引を継続することができる場面が増えます。
しかし、ロスカット基準が低めに設定されている場合、ロスカットが行われた際の残存資金が少なくなるリスクがあるため、取引を行う際は十分な注意が必要です。