Axioryのゼロカットシステム|マージンコールやロスカット水準について徹底解説!

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Axioryのゼロカットシステム|マージンコールやロスカット水準について徹底解説!

Axioryは、多くのトレーダーにとって信頼性の高い海外FX業者として知られています。

その中でも、ゼロカットシステムやロスカット水準に関する特徴は、トレーダーのリスク管理において非常に重要な要素となります。

この記事では、Axioryのゼロカットシステムとロスカットに関する詳細を解説していきます。

Axioryのゼロカットシステム

Axioryではゼロカットシステムを採用しています。

ゼロカットとは

トレーダーの資産を守る仕組みであるロスカットが間に合わず、残高がマイナスになってしまった際、損失分をFX業者が負担すること

国内FX業者では、金融商品取引法でFX業者が顧客の損失を補填する行為が禁止されているため、ゼロカットシステムは採用されておらず、入金額以上の損失が出た場合は追加証拠金という「追従」が発生し、借金を背負ってしまうリスクがあります。

口座残高以上の損失が発生した場合

  • ゼロカットなし:不足分を追証としてトレーダーが支払う
  • ゼロカットあり:不足分をFX業者が補填する

しかし、Axioryではゼロカットによりマイナス分が補填されるため、追従による借金のリスクを心配をせずに、高いレバレッジをかけた取引でも安心して行えます。

Axioryのゼロカットの特徴

市場での流動性が急激に増加し、注文が一時的に集中することで、ポジションのクローズが適切に行われない場面が生じることがあります。

しかし、Axioryでは、特異な状況下でも、設定されたポジションが完了せず証拠金がマイナスとなっても、追加の損失をトレーダーに請求することはありません。

証拠金のマイナスは、基本的に24時間以内に解消され、トレーダーの残高は0(ゼロ)に戻ります。

また、Axioryのゼロカットは以下の順番で発動します。

  • マージンコール
  • ロスカット
  • ゼロカット

AxioryのcTraderでのゼロカット

AxioryでのcTraderは、最も証拠金を使っているポジションを部分的にクローズする「スマートストップアウト」機能が採用されています。

証拠金維持率が20%を切ると、高収益のポジションを一部決済し始めます。

この決済は、証拠金使用額が大きいポジションから順に行われ、証拠金維持率が20%に戻るまで続けられます。

また、MT4とcTraderで同じ条件のポジションを持っている場合、cTraderではロスカットの対象となるポジションの数がMT4よりも少なくなる傾向があります。

AxioryのMT4でのゼロカット

AxioryのMT4では、証拠金維持率が50%を切るとマージンコールが行われ、MT4のターミナルにおいて損益が赤色で示されます。

もし証拠金維持率がさらに20%以下に低下する場合、ロスカットが開始されます。

この際、最も含み損が大きいポジションから順に決済が行われ、証拠金維持率が20%を超えるまで続けられます。

他の海外FX業者とAxioryのロスカット水準の比較

ロスカット必要証拠金率
Axiory20%
BigBoss20%
XM Trading20%
Axi20%
HFM(Hotforex)20%
OQtima20%
TitanFX20%
ThreeTrader20%
Axon Markets50%
PU Prime50%

Axioryのロスカット基準は、他の海外FX業者と比較しても標準的で、多くの業者が20%~30%の範囲でロスカットを設定しています。

国内のFX業者との比較では、Axioryはロスカットが発生しにくい特徴があります。

そのため、「間もなく価格が反転するだろう」と感じる瞬間でも、ロスカットされることはなく取引を継続することができる場面が増えます。

しかし、ロスカット基準が低めに設定されている場合、ロスカットが行われた際の残存資金が少なくなるリスクがあるため、取引を行う際は十分な注意が必要です。

Axioryのマージンコール

マージンコールはロスカットが行われる前に対策をねることができる便利な機能です。

マージンコールとは

トレーダーに取引中のポジションの含み損が拡大していることをアラート機能で知らせるシステムのこと

マージンコールの水準は、FX業者や口座の種類によって異なります。

Axioryでマージンコールが発生する水準は、証拠金維持率50%以下に設定されています。

必要証拠金率
マージンコール50%
ロスカット20%

マージンコールに関する表示について

MetaTrader(MT4)のターミナルウインドウにおいて、証拠金維持率が50%を切ると、損益表示欄が赤くなり、マージンコールの警告が出ます。

さらに、証拠金維持率が20%以下に降下すると、最も評価損が大きいポジションからロスカット(強制的な決済)が行われます。

証拠金維持率の確認は、MetaTraderの取引タブやcTraderの建玉タブから可能です。

マージンコールへの対策

マージンコールが発生すると、ロスカットになるリスクが近づいているため、強制的に損切りされないように自身で損切りを行うか追加入金するなどの対策が必要です。

マージンコールへの対策

  • 低いレバレッジで取引する
  • 余裕をもった証拠金で運用する
  • 損切りを徹底する

高いレバレッジで取引すると為替変動に左右されやすく、少ない証拠金の場合、多少の含み損でマージンコールが発生しやすくなります。

証拠金には余裕を持ち低いレバレッジで運用すること、また損切りを徹底することで損失額を最小限に抑えた取引をおすすめします。

Axioryのロスカット

ロスカットとは

保有しているポジションの含み損が口座残高に対し一定の水準を超えてしまった場合、それ以上に損失が増えないように強制的にポジションを決済させること

ロスカット水準は、マージンコールと同様にFX業者ごとに異なります。

Axioryのロスカットは証拠金維持率の20%以下で、マイナス残高になった場合は、ゼロカットが執行されます。

国内の多くのFX業者では、口座維持率50~100%が一般的ですが、Axioryではロスカットされる可能性が低く、安心して取引できます。

ロスカットの計算方法

ロスカットの計算は複雑ですが、基本的には「必要証拠金」を算出し、その後に「ロスカットされる証拠金額」を計算します。

計算を通じて、どれだけの損失まで許容できるかが明確になります。

ロスカットの実行順序

トレーダーの証拠金維持率が20%を下回ると、保有している建玉の中で最も評価損が大きいものから、順次ロスカット(即時決済)が適用されます。

未決済の建玉が3つ存在する場合、評価損が大きいものから順にロスカットが行われます。

具体的な例を以下の表でご確認ください。

未決済ポジション約定日時評価損ロスカット実行順
ポジションA8月1日 〇〇時〇〇分-10,0002番
ポジションB8月2日 〇〇時〇〇分-70,0001番
ポジションC8月3日 〇〇時〇〇分-3,0003番

ただし、市場の特定の状況下では、この順番が変わる場合があります。

Axioryでは、すべての取引を著名な国際投資銀行や証券会社などの金融機関ネットワーク、リクイディティ・プロバイダーを通じて実施しているため、各国の祝祭日、経済の動き、取引の時間帯などが原因で流動性が大きく低下すると、ロスカットの順番が通常と異なる場合があります。

ロスカットへの対策

Axioryでロスカットを防ぐための方法として、以下の3つの対策が挙げられます。

ロスカットへの対策

  • 追加入金してレバレッジを低くする
  • 損切りする
  • 逆方向のポジションを取って両建てにする

追加入金してレバレッジを低くする

資金を追加して、実質的なレバレッジを低く保つことで、ロスカットのリスクを低減できます。

損切りする

ロスカットされる前に、損切りを行うことで、大きな損失を防ぐことができます。

逆方向のポジションを取って両建てにする

レートが逆行して損失が出た場合、逆のポジションを取ることで損失を抑えることができます。

Axioryのゼロカットのタイミングと流れ

注文の発注

トレーダーが取引プラットフォーム上で注文を発注します。

マージンチェック

システムがトレーダーの口座の証拠金維持率をチェックします。

マージンコール

証拠金維持率が50%を下回ると、警告としてマージンコールが発生します。

ロスカットの実行

証拠金維持率が20%以下になると、ロスカットが実行され、保有ポジションが強制的に決済されます。

ゼロカットの適用

ロスカット後、口座残高がマイナスになった場合、ゼロカットシステムが適用され、マイナス残高は0円に補填されます。

Axioryのゼロカットの注意点

Axioryのゼロカットシステムは、非常に便利な機能ですが、以下の点に注意が必要です。

注意点

  • ゼロカットを悪用した両建ては対象外
  • 急激な相場変動
  • 高いレバレッジの利用
  • ゼロカットは保証ではない

ゼロカットを悪用した両建ては対象外

  • Axiory内の異なる口座間での両建て
  • 異なる業者間での両建て
  • 他者との共謀による両建て

上記のような不正な取引は、Axioryの規約に反するものであり、厳しく禁止されています。

ゼロカットは、トレーダーを予期せぬ大きな損失から守るためのものであり、その目的を逸脱した利用は避けるべきです。

海外FX業者としての信頼を損なう行為は控えてください。

急激な相場変動

急激な相場変動が発生した場合、ロスカットのタイミングでの約定価格が注文価格と大きく異なる場合があります。

上記のようなスリッページは、ゼロカットシステムの適用を受ける前に発生する可能性があります。

高いレバレッジの利用

高いレバレッジを利用すると、ロスカットされるリスクが高まります。

適切な資金管理とリスク管理を行うことが重要です。

ゼロカットは保証ではない

ゼロカットシステムは、トレーダーの資金を守るためのものですが、あくまでシステムの一部であり、100%の保証ではありません。

取引を行う際は、常にリスクを意識し、適切な資金管理を行うことが必要です。

まとめ

Axioryはゼロカットを採用した業者として、トレーダーへの安全な取引環境を実現しています。

発動までの流れ証拠金維持率
①マージンコール50%以下
②ロスカット20%以下
③ゼロカット0%

ゼロカットは急激な為替変動が起きてもAxioryが損失分を補填してくれるため、高いレバレッジでも安心して取引できます。

Axioryでゼロカットシステムが発動するまでには順序があり、証拠金維持率50%以下になるとマージンコールによるアラートが発生し、証拠金維持率20%以下になると、損失が増えないようロスカットによりポジションが決済が行われ、最後にゼロカットが適用されます。

適切なリスク管理とロスカットの理解を深めることで、より確実にFX取引を行うことが可能です。

Axioryのゼロカットシステムに関するよくある質問と回答

Axioryは、トレーダーへの安全な取引環境をどのように実現していますか。

Axioryでゼロカットシステムが発動するまでには順序があり、証拠金維持率50%以下になるとマージンコールによるアラートが発生し、証拠金維持率20%以下になると、損失が増えないようロスカットによりポジションが決済が行われ、最後にゼロカットが適用されます。

なぜ日本国内のFX業者は、ゼロカットシステムを採用しないのですか。

金融商品取引法でFX業者が顧客の損失を補填する行為(=ゼロカット)を禁止しているからです。これにより入金額以上の損失が出た場合は追加証拠金という「追従」が発生し、借金を背負ってしまうリスクがあります。そのため、国内FXはゼロカットが導入できない代わりに、レバレッジ規制・ロスカットルールを徹底することで、顧客の損失を最小限に食い止めようとしています。

証拠金のマイナスはいつ補填されますか。

証拠金のマイナスは、基本的に24時間以内に解消され、トレーダーの残高は0(ゼロ)に戻ります。

Axioryの基本情報に関するよくある質問と回答

万が一、Axioryが経営破綻する事態が発生した時のトレーダーの資金返還保証はありますか?

Axioryでは、顧客の資金は「Doha Bank」にて厳重に保管されており、トレーダーの資金を会社の運営資金とは別々に分別管理しています。
返還対象となる資金は、トレーダーの入金額や確定した運用損益、さらには未決済の評価損益までを含む全額です。
徹底した資産保護体制は、国内のFX業者と変わらないレベルであり、海外FX業者の中でもAxioryの安全性は特に高いと評価されています。

日本でのカスタマーサポートはどうなっていますか?

メールやライブチャットによる日本語でのサポートがあります(電話は日本語未対応)。
対応は迅速で、詳細かつ具体的な回答を提供しています。テクニカルな問題だけではなく、法務、経営に関する高度な質問にも対応可能な上級オペレーターが配置されています。

Axioryの取扱銘柄は豊富ですか?

62銘柄の通貨ペアを提供しています。この数は業界平均的な数ですが、例えばトルコリラ円や南アフリカランド円など、主要なものは網羅しており、これらの通貨ペアを取り扱う海外FX業者は少ないため、AXIORYの提供するラインナップは特筆すべき点です。
さらに、貴金属4銘柄、エネルギー5銘柄、株価指数10銘柄、そして株式CFD157銘柄の取引も可能です。
最近では、アルファ口座を通じて現物株式122銘柄やETF69銘柄の取引が追加され、これによりAxioryは競合他社との間に顕著な差別化を実現し、業界内での優位性をさらに強化しています。

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