Exnessは海外FX業者の中でも業界最狭水準のスプレッドでレバレッジは無制限、ロスカット水準0%で取引ができる魅力の多い業者です。
Exnessのデモ口座は、実際の取引を行わずに取引の練習や取引ツールの使い方を学ぶためのものです。
デモ口座を利用することで、リアルな取引環境での取引の感覚を掴むことができます。
この記事では、Exnessのデモ口座についてや、デモ口座の開設方法、MT4・MT5でのログイン手順について詳しく解説します。
目次
Exnessのデモ口座について
Exnessの公式ウェブサイトでは、デモ口座を開設するオプションは表示されていませんが、会員登録後であれば無料でデモ口座の開設できます。
また、Exnessのデモ口座はMT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)両方の取引プラットフォームに対応しており、Exnessの4種類「スタンダード」「ロースプレッド」「ゼロ」「プロ」のデモ口座からデモ口座を最大200個作成できます。
デモ口座の詳細
下記の表はデモ口座の基本情報です。
デモ口座の詳細 | |
資金補填 | 無制限 |
最大作成可能数: | ・MT4デモ口座:100口座 ・MT5デモ口座:100口座 合計200デモ口座 |
使用可能期間: | ・MT4デモ口座:最後にログインしてから180日後、かつ残高が50ドル以下の場合 ・MT5デモ口座:最後にログインしてから21日後 |
最大レバレッジ | デモ口座のみでの利用:2000倍 条件を満たしたリアル口座:無制限 |
デモ口座の無制限レバレッジの条件 | ・リアル口座での総取引量が5ロット以上(または500セントロット以上) ・リアル口座で確定した注文数が、指値注文を除いて10回以上 |
デモ口座の資金
デモ口座の資金については、無制限に追加できます。
デモ口座の作成上限
デモ口座を作成できる最大口座数は、MT4とMT5でそれぞれ100口座ずつ、合計200口座です。
しかし、未使用のデモ口座はアーカイブに移すことで無効にできるため、新規にデモ口座を作成する数は基本的に無限と言えます。
デモ口座の使用期限
デモ口座の使用可能期間は、MT4とMT5で異なります。
MT4は最終ログインから180日後、かつ残高が50ドル以下の場合に自動削除されます。
一方、MT5は最終ログインから21日後に自動削除されます。
デモ口座のレバレッジ
デモ口座の最大レバレッジは、デモ口座のみでの使用は2000倍までです。
ただし、リアル口座での総取引量が5ロット以上(または500セントロット以上)、かつリアル口座で確定した注文数が指値注文を除いて10回以上ある場合、デモ口座のレバレッジは無制限になります。
デモ口座を利用するメリットと注意点
Exnessは「無制限レバレッジ」や「即時約定」など、他の海外FX業者とは異なる特徴があるため、実際の口座ですぐに取引を始めると大きな損失を被ってしまう場合があります。
また、Exnessでは6種類の口座タイプがあるので、どの口座を開設したら良いかわからない方にもデモ口座の開設がおすすめです。
メリット
- 無制限レバレッジの体験できる
- 最適な口座タイプを探せる
それぞれ順番に解説します。
無制限レバレッジの体験できる
Exnessの特徴の一つであるこの無制限レバレッジは、他の外国為替ブローカーでは提供されていない非常に高いレバレッジです。
すぐにリアル口座でトレードを始めると、大きな損失を被るリスクがあるので、まずは、デモ口座を使用してExnessの無制限レバレッジを試してみることをおすすめします。
最適な口座タイプを探せる
Exnessでは、下記6種類の口座タイプがあり、各口座タイプごとに、スプレッドの幅、取引手数料、注文方法などが異なります。
口座タイプ
- スタンダード口座
- スタンダードセント口座
- スタンダードプラス口座
- ロースプレッド口座
- ゼロ口座
- プロ口座
上記の口座タイプの中から4種類「スタンダード」「ロースプレッド」「ゼロ」「プロ」のデモ口座の開設が可能で、自身のトレードスタイルに適した口座タイプをリスクを伴わずに試すことができます。
デモ口座の注意点
デモ口座の取引は仮想資金を使用しているため、実際の利益や損失は発生しません。
また、デモ口座の取引結果が実際の取引結果を保証するものではありません。
Exnessの会員登録方法
Exnessでデモ口座を開設するには、新規会員登録が必要です。
会員登録方法は、Exness公式ウェブサイトの口座開設ページにアクセスし、「居住地」「メールアドレス」「パスワード」を入力すると「パーソナルエリアへのログイン情報」と記載されたメールが届き新規会員登録が完了します。
Exnessの会員登録、口座開設方法は下記の記事で画像付きで詳しくまとめていますので、ぜひご参照ください。
デモ口座の開設方法
デモ口座の開設は下記の手順で行います。
手順
- Exnessの公式サイトにアクセスします。
- 「デモ口座開設」のボタンをクリックします。
- 必要な情報を入力し、指示に従って進めます。
- 開設が完了すると、ログイン情報がメールで送られてきます。
手順1:会員ページにログイン
会員登録が完了すると、Exnessのパーソナルエリア(会員ページ)に自動的にログインされます。
「マイアカウント」ページ内にある「本取引口座」項目の「新規口座開設」をクリックします。
手順2:口座タイプを選択
4種類ある口座タイプ「スタンダード」「ロースプレッド」「ゼロ」「プロ」の中から作成したい口座タイプを選択し、「デモ取引を試す」をクリックします。
手順3:プラットフォームを選択
「口座タイプ」で「デモ口座」を選択し、取引を行うためのプラットフォームを「MT4」または「MT5」から選びます。
手順4:必要項目を入力
「レバレッジ」「初回残高」「基軸通貨」を順番に入力し「口座のパスワード」を設定します。
入力項目 | 例 |
最大レバレッジ | 例)1:2000 ※条件の達成前は無制限を選択できません |
初期設定残高 | 例)100000 |
通過 | 例)JPY – 日本円 ※後から変更できません |
口座ニックネーム | 例)アカウント |
口座パスワード | 例)Demo1234 |
「初回残高」と「通貨」については、現実的なトレードを想定して設定することが重要です。
例えば、リアルトレードでは10万円を入金する予定があるなら、デモ口座で100万円の残高でトレードをすると、練習としては効果的でないかもしれませんので注意が必要です。
パスワード設定時には、最低でも一つの「小文字」、「大文字」、「数字」を含めて、文字数は8~15文字の範囲で設定してください。
全て入力を終えたら、「口座開設」ボタンをクリックするとデモ口座の作成が完了します。
MT4・MT5アプリについて
Exnessのデモ口座は、MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)両方の取引プラットフォームに対応しています。
また、Exnessデモ口座を利用するためには、MT4・MT5アプリをダウンロードする必要があります。
メタトレーダーとは、MetaQuotes Softwareによって開発された、FX取引を行うためのプラットフォームで、メタトレーダーには、MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)の2つのバージョンがあります。
MT4・MT5アプリのプラットフォームを使用することで、リアルタイムで市場の動向を確認し、取引を行うことができます。
また、MT4・MT5アプリのプラットフォームはテクニカル分析ツールやチャート、注文管理ツールなど、取引に必要な多くの機能を提供しています。
MT4・MT5の違い
MT4とMT5はそれぞれの特徴がありますが、2023年時点で多くのトレーダーに利用されているのはMT4です。
MT4は、多くのトレーダーに長年利用されており、多様なインジケーターやEA(自動売買)の種類が豊富です。
しかし、MT4の公式サポートは既に終了しており、重大なエラーが発生してもサポートを受けることはできません。
一方で最新の後継機としてMT5は豊富な時間足やテクニカル指標の種類が標準で用意されており、軽快な取引が可能なアプリの軽さも魅力と言えます。
しかし、MT5は対応している外部のインジケーターやEA(自動売買)の種類がまだ少なく、MT4を使い慣れているユーザーが多いので、MT5への移行がしにくいと感じるユーザーもいるため、MT5の普及は進んでいません。
MT4 | MT5 | |
リリース年 | 2005年 | 2010年 |
---|---|---|
時間足 | 9種類 | 21種類 |
インジケーター | 多い | 少ない |
EA(自動売買) | 多い | 少ない |
テクニカル指標 | 30種類 | 38種類 |
分析オブジェクト | 23種類 | 44種類 |
動作 | 不通 | 軽い/速い |
アップデート | 終了 | あり |
MT4とMT5はそれぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、取引スタイルやニーズに応じて選択することが重要です。
初心者や外国為替取引に特化した取引したい方にはMT4が適していますが、さらなる多様な市場での取引や高度な分析が必要な場合にはMT5がおすすめです。
MT4のメリット・デメリット
メリット
MT4は長い間、使われており、世界中のFXトレーダーに広く利用されている取引プラットフォームで、リアルタイムで市場の動向を確認し、取引を行うことができます。
MT4は自由度の高いカスタマイズが可能で、MQL言語を使用してインジケーターやエキスパートアドバイザーを自作や開発したり、他のトレーダーが作成したツールを利用できます。
また、自動売買(EA)に対応しており、トレードを自動で行えます。
カスタムインジケーターとは、取引チャート上に表示される技術的な指標で、MQL言語を使って独自の計算式やアルゴリズムを組み込むことで、トレードに役立つカスタムインジケーターを作成できます。
例えば、移動平均線や相対力指数(RSI)など、さまざまなテクニカル指標をカスタムインジケーターとして作成が可能です。
エキスパートアドバイザーは、自動売買(EA)とも呼ばれ、トレードを自動で行うためのプログラムで、MQL言語を使用して、エキスパートアドバイザーが取引の判断や注文の実行を行うロジックを作成します。
エキスパートアドバイザーは、特定の条件やルールに基づいてトレードを行うため、感情やミスを排除し、迅速なトレードができます。
MQL言語を学ぶことで、プログラミングの知識がない場合でも、カスタムインジケーターやエキスパートアドバイザーを作成できます。
デメリット
MT4は古いバージョンのプラットフォームのため、グラフィック表示の制限があり、同時に表示できるチャートウィンドウの数が限られています。
テクニカル指標やグラフィックツールの種類はMT5に比べて少ないです。
MT4にはバックテスト機能がありますが、制約があり実際の市場状況や注文執行の遅延を再現することが難しいです。
また、MT4のプログラム言語であるMQL4にも制約があり、より高度なプログラムやトレード戦略の開発には限界があります。
インジケーターやEA(自動売買)は、MT4専用のものが存在しているため、外部のプログラムとの連携が難しく、MT5とは互換性がないため、MT5で利用できる外部のインジケーターやEAを使用できないなどのデメリットがあります。
MT5のメリット・デメリット
メリット
MT5は、MT4の後継バージョンとして開発された取引プラットフォームで、MT5はMT4よりも多機能で株式や商品、指数などより多くの金融商品の取引に対応しています。
MT4よりも高度なテクニカル分析ツールやさまざまな注文タイプや取引ツールを提供しています。
新たな注文タイプや実行方法の選択肢が増えるため、トレーダーはより柔軟な取引戦略を構築できます。
また、MT5はテクニカル分析に特化したツールを多く備えています。
インジケーターやオブジェクトの種類が増え、高度なチャート分析が可能です。
さらに、カスタムインジケーターやエキスパートアドバイザー(自動売買プログラム)の開発も容易に行えます。
MT5はMT4より正確なバックテストが可能なので、リアルな条件でトレード戦略をテストでき、結果を詳細に分析できるので、トレーダーはより信頼性の高い戦略を開発できるメリットがあります。
MT5は外国為替市場(FX)だけでなく、株式、先物、商品など、複数の市場へのアクセスも提供しているので、異なる市場で多様な取引機会を探すことが可能です。
デメリット
MT5はMT4の後継として開発されましたが、現在も多くのトレーダーがMT4を使用しています。
MT4向けに開発されたカスタムインジケーターやエキスパートアドバイザーがMT5に対応していない場合、ツールが使用できない可能性があります。
また、MT5はMT4と比較してまだ普及している段階であり、すべてのFX業者や金融機関がMT5をサポートしているわけではないため、MT5を利用したい場合は、海外FX業者を選ぶ際に制限がかかってしまうデメリットがあります。
MT4とMT5ではプラットフォームの仕様が異なるため、MT4のインジケーターやEAがMT5で動作しないことがあり、既存のMT4ユーザーにとっては、MT5への移行には一部のカスタマイズや再学習が必要となる場合があります。
トレーダーは自身の取引スタイルやニーズに合わせて、MT4とMT5の特徴やデメリットを比較し、適切なプラットフォームを選択することがおすすめです。
MT4・MT5でのログイン手順
Exnessのデモ口座の開設後は、MT4またはMT5のアプリをダウンロードしログインを行うことで、Exnessのデモ口座でトレードを開始できます。
手順1:MT4・MT5アプリをダウンロード
MT4またはMT5のアプリは、App StoreやGoogle Playからダウンロードできるので、デモ口座開設後はダウンロードを済ませておきましょう。
手順2:検索する
ダウンロードしたMT4またはMT5を起動します。
通知設定や同意事項が表示されるので、それぞれに応じて選択します。
次に、「設定」をクリックし、「新規口座」をクリックします。
検索タブが表示されますので、「Exness」を入力します。
入力するとExnessに属するサーバーが出てきますので、自身のサーバー番号を選択しします。
手順3:ログイン情報の入力
次に、デモ口座のログイン情報を入力します。
「ログイン」と「パスワード」を入力し、画面下部の「サインイン」をタップするとログインが完了です。
まとめ
この記事では、Exnessのデモ口座についてや、デモ口座の開設方法、MT4・MT5でのログイン手順について詳しく解説しました。
Exnessでは口座開設後にデモ口座(デモトレード口座)を無料で提供しており、実際に取引を始める前に、リアルタイムの市場環境で実際の資金をいれずに仮想の資金で取引の体験ができます。
開設方法やログイン手順は簡単で、誰でもすぐに取引の練習を始めることができます。
Exness口座は最大200口座まで開設でき、無制限のレバレッジをかけた取引も体験できます。
また、Exnessにはさまざまな口座タイプがあるので、どの口座タイプを開設するか迷っている方や、海外FX取引が初めての方にもおすすめです。