Exnessが提供する口座タイプは5種類で、スタンダード口座、スタンダードセント口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座があります。
Exnessの全ての口座タイプで、レバレッジが無制限、追証がないゼロカットシステム、ロスカットレベルが0%などの共通点があります。
スタンダードセント口座は少額投資向け、スタンダード口座は基本的な取引を目指す方に適しています。
一方、プロ口座ではゼロスプレッドの取引や即時約定が魅力で、特に短期トレーダーにはゼロ口座やロースプレッド口座がおすすめです。
この記事では、Exnessの口座タイプや口座ごとの特徴を詳しく解説します。
目次
Exness(エクスネス)の口座タイプ
Exness(エクスネス)の口座タイプの共通点
Exnessの口座タイプ
- スタンダード口座
- スタンダードセント口座
- ロースプレッド口座
- ゼロ口座
- プロ口座
Exness(エクスネス)の全ての口座タイプでレバレッジ無制限の取引が可能、スワップフリーでポジションを保有できます。
また、ゼロカットシステムを採用しており、口座残高がマイナスになることはなく、ロスカット水準は0%に設定されているため、口座残高の全額取引に使えます。
Exness(エクスネス)の最低入金額は10ドルと小額から取引を始められます。
共通点
- レバレッジが無制限で取引できる
- ゼロカットシステムを採用
- ロスカット水準が0%
- スワップフリー
- 最低入金額が10ドルから取引できる
Exness(エクスネス)の口座タイプ比較
Exness(エクスネス)の口座タイプは主に2種類のスタンダード口座と3種類のプロ口座が存在し、それぞれの口座には独自の特徴と利点があります。
2種類のスタンダード口座
- スタンダード口座
- スタンダードセント口座
3種類のプロ口座
- ロースプレッド口座
- ゼロ口座
- プロ口座
スタンダード口座タイプ:スタンダード口座・スタンダードセント口座
Exness(エクスネス)の「スタンダード口座」と「スタンダードセント口座」は初心者を含むすべてのトレーダーに最適で、機能が豊富で手数料がかからない口座タイプです。
特徴として成行約定、安定したスプレッドなどがあります。
スタンダード口座は基本的な口座タイプで、外国為替、貴金属、仮想通貨などの多様な銘柄を取引ができます。
スタンダードセント口座は少額投資に最適で主に外国為替と貴金属の取引が可能です。
口座タイプ | スタンダード口座 | スタンダードセント口座 |
通貨単位 | 100,000ドル | 1,000ドル |
レバレッジ | 1:無制限 | 1:無制限 |
初回入金額 | 10ドル (支払い方法による) | 10ドル (支払い方法による) |
金融商品 | 外国為替、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス | 外国為替、貴金属 |
注文方式 | 成行約定 | 成行約定 |
スプレッド | 0.3 pips~ | 0.3 pips~ |
取引手数料 | なし | なし |
マージンコール | 60% | 60% |
ロスカット水準 | 0% | 0% |
取引ツール | MT4・MT5 | MT4 |
最大ロット | 200 | 200 |
最大注文数 | MT4 : 1,000 MT5 : 無制限 | MT4 : 1,000 |
プロ口座タイプ:ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座
Exness(エクスネス)の「ロースプレッド口座」、「ゼロ口座」、「プロ口座」は経験が豊富なトレーダーからのほとんどの要求を満たせる口座タイプです。
超低スプレッドまたはスプレッドなしで、スキャルピング、デイトレード、アルゴリズムトレードに適した約定条件を提供します。
ゼロ口座は固定ゼロスプレッドを提供しており、主要30銘柄での取引ができます。
ロースプレッド口座は多様な銘柄を低スプレッドで取引が可能です。
プロ口座は即時約定が特徴でロースプレッドと同じく低スプレッドで取引ができます。
口座タイプ | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 |
通貨単位 | 100,000ドル | 100,000ドル | 100,000ドル |
レバレッジ | 1:無制限 | 1:無制限 | 1:無制限 |
初回入金額 | 1,000ドル | 1,000ドル | 1,000ドル |
金融商品 | 外国為替、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス | 外国為替、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス | 外国為替、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス |
注文方式 | 成行約定 | 成行約定 | 即時約定 (仮想通貨は成行約定) |
スプレッド | 0.0 pips~ | 0.0 pips~ | 0.0 pips~ |
取引手数料 | 最大3.5ドル(片道/1lot) | 0.1ドル~(片道/1lot) | なし |
マージンコール | 30% | 30% | 30% |
ロスカット水準 | 0% | 0% | 0% |
取引ツール | MT4・MT5 | MT4・MT5 | MT4・MT5 |
最大ロット | 200 | 200 | 200 |
最大注文数 | MT4 : 1,000 MT5 : 無制限 | MT4 : 1,000 MT5 : 無制限 | MT4 : 1,000 MT5 : 無制限 |
各口座タイプは、取引コスト、スプレッド、取引銘柄、取引ツールなどの点で異なります。
例えば、ゼロ口座は固定0スプレッドを提供する一方、ロースプレッド口座は変動制のスプレッドを採用しています。
Exness(エクスネス)のスタンダード口座
Exness(エクスネス)のスタンダード口座の特徴
特徴
- レバレッジが無制限
- 1lotが100,000通貨
- 取引できる銘柄が最多
- 最低入金額10ドルから取引できる
- プロ口座と比べ、スプレッドの幅が広い
Exness(エクスネス)のスタンダード口座は、初心者から上級者まで幅広く利用できる口座で、成行約定、安定したスプレッドなどの特徴があります。
スタンダード口座はMT4をはじめとする多数の取引プラットフォームに対応しており、トレーダーのニーズに合わせた取引が可能です。
ただし、プロ口座と比べるとスプレッドが広いため、スキャルピングトレードには不向きです。
初心者から上級者まで利用できるため、Exnessでの取引を始める際には、スタンダード口座の選択がおすすめです。
スタンダード口座がおすすめな人
- 初心者から上級者まで幅広いトレーダー
Exness(エクスネス)のスタンダードセント口座
Exness(エクスネス)のスタンダードセント口座の特徴
特徴
- レバレッジが無制限
- 1lotが1,000通貨
- 取引できるのは為替通貨ペアと貴金属のみ
- 基軸通貨が米ドル建てのみ
- 利用できる取引ツールはMT4のみ
- デモ口座の利用不可
Exness(エクスネス)の全口座タイプのなかでもっとも小額で取引が可能な口座タイプです。
通貨単位が1,000通貨なので、その他の口座タイプと比較して100分の1です。
そのため、必要な証拠金や損益の変動額も他の口座タイプの100分の1になります。
しかし、取引できる銘柄が少なく、基軸通貨が米ドルのみ、利用できる取引ツールがMT4のみで、デモ口座の利用不可といった制限が多いため、「リスクを低く抑えたい」という人以外にはおすすめできません。
スタンダードセント口座がおすすめな人
- 小口取引したい人
Exness(エクスネス)のロースプレッド口座
Exness(エクスネス)のロースプレッド口座の特徴
特徴
- レバレッジが無制限
- 1ロットが10万通貨
- スプレッドが全口座タイプ中最狭
- 取引手数料が往復最大で7ドル(1lotあたり)
- 初回入金額1,000ドル
Exness(エクスネス)のロースプレッド口座のメリットは、全ての銘柄のスプレッドが平均的に狭いことが挙げられます。
1ロットあたり最大7ドル(=7pips)の取引手数料がかかりますが、スタンダード口座よりも取引コストが大幅に低いため、プロのトレーダーにとっても魅力的な選択肢となっています。
また、アップルやテスラなどの米国株を含む幅広い銘柄を無料で取引できるため、FX通貨ペアだけでなく、多様な銘柄を取引するトレーダーにとっては、トータルコストを抑えるための有力な手段と言えます。
一方、ロースプレッド口座のデメリットとして、スタンダード口座に比べて取扱銘柄が少ないことが挙げられます。
主要な銘柄は取りそろえていますが、自分が取引したい銘柄が含まれているかどうかは事前に取引商品一覧を確認する必要があります。
また、初回入金額が1,000ドル(約12万円)とやや高めに設定されているため、ある程度FXの経験を積んだトレーダーに向けられた口座タイプです。
ロースプレッド口座がおすすめな人
- 取引コストを抑えたい人
- 幅広い銘柄を低いスプレッドで取引したい人
- スキャルピングやデイトレードなど短期トレーダー
Exness(エクスネス)のゼロ口座
Exness(エクスネス)のゼロ口座の特徴
特徴
- レバレッジが無制限
- 1lotが10万通貨
- メジャー通貨ペア(30銘柄)が0スプレッド
- 取引手数料が往復最大で0.2ドル(1lotあたり)
- 初回入金額1,000ドル
Exness(エクスネス)のゼロ口座は、主要通貨ペア30銘柄を0スプレッドで取引できるという特徴があります。
主要通貨ペアとは、世界的に取引量の多いユーロドルやドル円、ユーロ円などの通貨ペアを指します。
下記は、ゼロ口座で取引できるのメジャー通貨ペア一覧です。
AUD/USD・EUR/AUD・NZD/JPY・EUR/USD・EUR/CAD・NZD/CAD・GBP/USD・EUR/CHF・NZD/CHF・NZD/USD・EUR/GBP・GBP/NZD・USD/CAD・EUR/JPY・CHF/JPY・USD/CHF・EUR/NZD・CAD/CHF・USD/JPY・GBP/AUD・AUD/GBP・AUD/JPY・GBP/CAD・AUD/CHF・CAD/JPY・GBP/CHF・AUD/CAD・GBP/JPY
※上記の通貨ペアのスプレッドは、1日の取引時間帯の95%で0ですが、市場状況や時間帯によって、取引できる通貨ペア数が変わることがあります。
ゼロ口座は、特に主要通貨ペアを中心に取引する場合、他の口座タイプよりも取引コストが圧倒的に安いです。
一方、デメリットとしては、ゼロスプレッドが適用されるのは主要通貨ペアに限られるため、それ以外の通貨ペアや銘柄を取引する場合には、ロースプレッド口座と比較して取引コストが同等または高くなるということが挙げられます。
そのため、ゼロ口座は主要通貨ペアに特化した口座であるため、主要通貨ペアを取引するトレーダーに向いています。
ゼロ口座がおすすめな人
- メジャー通貨に絞って取引するトレーダー
Exness(エクスネス)のプロ口座
Exness(エクスネス)のプロ口座の特徴
特徴
- レバレッジが無制限
- 1lotが10万通貨
- 取引手数料無料(狭いスプレッドのみでトレードできる)
- 即時約定を採用
- スリッページなし
※約定拒否(リクオート)が発生することがある
Exness(エクスネス)のプロ口座は、即時約定という注文方式を採用している唯一の口座タイプです。
注文が指定したレートでしか約定しないため、スリッページがほとんど発生せず、スキャルピングトレーダーにとっては最適なトレード環境となっています。
しかし、注文を出した瞬間にレートが0.01pipsでも動いた場合、注文が約定されず、リクオートが発生する場合があります。
また、スプレッドが他の口座に比べて広い場合があるため、コストにも注意が必要です。
プロ口座がおすすめな人
- 短期間での利益を狙いたい人
- スキャルピングやデイトレード、アルゴリズムトレードを利用する人
- 約定力が高く、注文がスムーズに処理されることを求める人