FXGTでは、FXGTが開発した専用のアプリはなく、「MT4」「MT5」を取引プラットフォームとして提供しています。
MT4・MT5アプリのプラットフォームはテクニカル分析ツールやチャート、注文管理ツールなど、取引に必要な多くの機能を提供しています。
この記事では、FXGTで利用できるMT4とMT5アプリの使い方ついて詳しく解説します。
目次
FXGTのアプリの種類
FXGTでは、MT5のみを提供していましたが、2023年6月16日にMT4をリリースしました。
アプリの種類
- メタトレーダー:MT4・MT5
- FXGT専用のアプリ:なし
MT4アプリとMT5アプリは、ロシアのMetaQuotes(メタクオーツ社)が開発と運営する専用取引プラットフォームです。
FXGTのMT4アプリ・MT5アプリ
FXGTのアプリ:MT4アプリとMT5アプリとは
メタトレーダーとは、MetaQuotes Softwareによって開発された、FX取引を行うためのプラットフォームで、メタトレーダーには、MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)の2つのバージョンがあります。
MT4・MT5アプリのプラットフォームを使用することで、リアルタイムで市場の動向を確認し、取引を行うことができます。
また、MT4・MT5アプリのプラットフォームはテクニカル分析ツールやチャート、注文管理ツールなど、取引に必要な多くの機能を提供しています。
メタトレーダーの機能
- 取引
- 気配値表示
- チャート分析
- 損益の確認
FXGTでは仮想通貨ペアの取引のスプレッドに「マーケットデプス」を導入しています。
マーケットデプスは、持っているポジションのロット数に基づいてスプレッドが変化する板取引の様なシステムです。
マーケットデプス機能を活用する場合は、MT5の使用が必須です。
なお、MT5はFXGTで取引できる全ての銘柄に対応しているのに対し、MT4はFXとCFD銘柄の取引のみに対応しているため、株式や先物取引を行う場合には、MT5の使用が必要です。
MT4アプリ・MT5アプリの違い
MT4とMT5の主な違い
- 動作スピード: MT4は遅め、MT5は速い
- EA・カスタムインジケーター: MT4には多く、MT5には少ない
- 対応FX業者: MT4はほぼ全ての業者が対応、MT5は一部のみ
MT4とMT5はそれぞれの特徴がありますが、2023年時点で多くのトレーダーに利用されているのはMT4です。
MT4は、多くのトレーダーに長年利用されており、多様なインジケーターやEA(自動売買)の種類が豊富です。
しかし、MT4の公式サポートは既に終了しており、重大なエラーが発生してもサポートを受けることはできません。
一方で最新の後継機としてMT5は豊富な時間足やテクニカル指標の種類が標準で用意されており、軽快な取引が可能なアプリの軽さも魅力と言えます。
MT5は、MT4よりも高速に動作し、スキャルピングや秒スキャのような短時間の取引に適しています。
しかし、MT5は対応している外部のインジケーターやEA(自動売買)の種類がまだ少なく、MT4を使い慣れているユーザーが多いので、MT5への移行がしにくいと感じるユーザーもいるため、MT5の普及は進んでいません。
MT4 | MT5 | |
リリース年 | 2005年 | 2010年 |
---|---|---|
時間足 | 9種類 | 21種類 |
インジケーター | 多い | 少ない |
EA(自動売買) | 多い | 少ない |
テクニカル指標 | 30種類 | 38種類 |
分析オブジェクト | 23種類 | 44種類 |
動作 | 不通 | 軽い/速い |
アップデート | 終了 | あり |
MT4とMT5はそれぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、取引スタイルやニーズに応じて選択することが重要です。
初心者や外国為替取引に特化した取引したい方にはMT4が適していますが、さらなる多様な市場での取引や高度な分析が必要な場合にはMT5がおすすめです。
FXGTのMT4アプリ・MT5アプリの使い方
FXGTのMT4アプリの使い方
FXGTで取引するために、MT4・MT5アプリをダウンロードする必要があります。
MT4の使い方の流れ
- ログイン前の準備: FXGTでアカウントを作成し、本人確認を行う。
- ダウンロード手順: アプリをインストールし、”+”ボタンをクリックしてFXGTを選択。ログイン情報を入力する。
- 取引方法: 気配値から取引したい銘柄を選択し、新規注文から発注する。
FXGTのMT5アプリの使い方
MT5アプリの主な機能は、下記の5つがあります。
MT5の機能
- 気配値
- チャート
- トレード
- 履歴
- 設定
MT5アプリの使い方:気配値
「気配値」とは、金融市場での売買注文の価格情報を示すものです。
売り注文の最高価格(Ask)と買い注文の最低価格(Bid)が表示されます。
自身が取引したい通貨ペアが気配値画面に表示されていない場合は、アプリの右上部にある「+」マークをクリックすることで、新たに追加することが可能です。
MT5アプリの使い方:チャート画面
選択した通貨ペアのチャートが表示されます。
MT5アプリは、スマホ画面上でも詳細なツールや多種多様なインジケーターを活用できます。
チャート画面をタップすると、円形のメニューが出現しますので、そこからお好みの時間枠を選ぶこともできます。
設定できる時間枠は以下の9種類です。
時間足
- M1:1分
- M5:5分
- M15:15分
- M30:30分
- H1:1時間
- H4:4時間
- D1:1日
- W1:1週間
- WN1:1ヵ月
他にも、円形メニューにある「+」マークではクロスヘアを表示したり、「f」マークでインジゲーターの選択ができます。
MT5アプリで使用できるインジケーターは下記のとおりです。
トレンド
- Average Directional Movement Index
- Envelopes
- Bollinger Band
- Ichimoku Kinko Hyo
- Parabolic SAR
- Moving Average
- Standard Deviation
シオレーター
- Average True Range
- Commodity Channnel Index
- Bears Power
- DeMarket
- Force Index
- Momentum
- MACD
- Relative Strength Index
- Moving Average of Oscillator
- Relative Vigor Index
- Stochastic Oscillator
- William’s Percent Range
- Triple Exoponentioal Average
ボリューム
- Accumulation/Distribution
- On Balance Volume
- Money Flow Index
- Volumes
ビル・ウィリアムス
- Alligator
- Accelerator Oscillator
- Awesome Oscillator
- Gator Oscillator
- Fractals
- Market Facikitation Index
MT5アプリの使い方:トレード
トレード画面では、保有中のポジションが一覧形式で表示され、ポジションの確認や管理が簡単に行えます。
また、ポジションの決済もトレード画面から操作できます。
MT5アプリの使い方:履歴
履歴画面では、完了した取引の記録が一覧で見られます。
この画面を確認すれば、いつ、どの程度の損益が発生したのかがすぐにわかります。
さらに、画面の右上にあるカレンダーアイコンをタップすると、表示したい取引のシンボルや期間を選び出すことも可能です。
MT5アプリの使い方:設定
設定画面では、さまざまなパラメータを調整できます。
チャートの種類は、ローソク足、バーチャート、ラインチャートから選択が可能です。
加えて、チャート上に始値、終値、高値、安値(OHLC)を表示するかどうかも指定できます。
さらに、クロスヘア使用時に詳細なデータを見られるデータウィンドウの表示を制御したり、チャート上に出来高を表示するか否か(FXの場合はティック数)、チャート上に保有中のポジションや注文中の注文を示すトレードレベルを表示するか否かも設定できます。
また、現在の銘柄のみにラインなどのオブジェクトを表示する独立チャートの設定、全ての銘柄に表示するためのチェック設定、一定の期間ごとにチャート上に区切り線を挿入する設定なども可能です。
さらに、Bidの価格と並んでAskの価格ラインの表示、最後に取引が行われた価格の水準を表示するラストプライスラインの設定(FXの場合は不要)も調整できます。
あらかじめ用意された色の組み合わせ「スキーム」から色を選択することができ、部分的な色の詳細な指定も可能です。