BigBossのスワップポイントは、異なる金利を持つ通貨ペアの取引による金利差から生じ、インターバンク市場金利とカバー取引のファンディングコストを組み合わせたハイブリッド方式で計算されます。
特に多くもらえる通貨ペアにはUSD/TRY(米ドル/トルコリラ)、USD/JPY(ドル/円)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)などがあります。
BigBossでは、スワップポイントの詳細を公開しており、トレーダーはいつでも確認できます。
この記事ではBigBossのスワップポイントについて詳しく解説します。
目次
BigBossのスワップポイント
BigBossでスワップポイントが付与・徴収される時間
BigBossでスワップポイントが付与または徴収される時間は、MT4/MT5のサーバー時間0時で、日本時間の場合は夏時間は午前6時、冬時間は午前7時です。
土日分のスワップポイントは毎週木曜日に付与または徴収されます。
スワップが付与される時間
- 夏時間:午前6時(日本時間)
- 冬時間・午前7時(日本時間)
暗号通貨の銘柄では、資金調達手数料としてスワップが8時間ごとに発生し、日本時間の場合、午前5時5分、午後13時5分、21時5分です。
暗号通貨のスワップが発生する時間
- 午前5時5分
- 午後13時5分
- 午後21時5分
BigBossのスワップポイントの計算方法
BigBossのスワップポイントは、以下の要素を考慮して計算されます。
暗号通貨のスワップが発生する時間
- 取引する通貨ペア
- 取引量
- 取引日数
各通貨にはそれぞれ異なる金利が設定されており、これがスワップポイントの計算に直接影響を与えます。
次に、取引する通貨の量が多いほど、スワップポイントもそれに応じて変動します。
さらに、スワップポイントはポジションを保持する日数によっても変わります。
長期間ポジションを維持する場合、その日数に応じてスワップポイントが積み重なります。
BigBossのスワップポイントの注意点
BigBossでは、スワップポイントのみでの出金は許可されていません。
スワップポイントの利益を出金するには、まずポジションを決済する必要があります。
スワップポイントの利益は、ポジションの損益とは別に計算されますが、最終的な利益確定にはポジションの決済が必要です。
この仕様は、スウィングトレーダーや日をまたいで取引を行うトレーダーにとって、損益を一括で計算できるので便利なものとなっています。
BigBossのスワップポイント一覧
BigBossのスワップポイントを一覧でご紹介します。
通貨ペアを買った際に発生するスワップポイントは「買いスワップ(Swap Long)」といい、通貨ペアを売った際に発生するスワップポイントを、「売りスワップ(Swap Short)」といいます。
銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
USDJPY | 5.28(528円) | -25.07(-2,507円) |
EURJPY | 1.53(153円) | -11.6(-1,160円) |
AUDJPY | 1.23(123円) | -11.9(-1,190円) |
CADJPY | 6.84(684円) | -15.84(-1,584円) |
CHFJPY | -6.41(-641円) | -7.46(746円) |
GBPJPY | -2.5(250円) | -15.48(-1,548円) |
NZDJPY | 3.82(382円) | -11.96(-1,196円) |
CNHJPY | -11.61(-12円) | -1.21(-2円) |
HKDJPY | -10.07(-11円) | -2.7(-3円) |
MXNJPY | -1.69(-2円) | -6.77(-7円) |
NOKJPY | -119.57(-120円) | -45.18(-46円) |
SGDJPY | -7.59(-8円) | -7.73(-8円) |
貴金属銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
GOLD_USD | 15.23(-2,093円) | 5.35(736円) |
SILVER_USD | -2.42(-1,663円) | 0.65(447円) |
※スワップポイントは変動しますので、現在の正確なスワップポイントは公式サイトにてご確認ください。
両建て取引でのスワップポイントについて
買いスワップ、売りスワップともにプラススワップの通貨ペアで、買い売り両方のポジションを持って、スワップポイントで利益を得る方法を両建てと言います。
買い売り両方のポジションを持つため、相場に変動があってもポジションでの利益と損益が相殺されるため、相場変動に左右されずプラススワップの分が徐々に増えていきます。
スワップポイントは通貨ペアごとに異なり、基本的にどちらかがマイナスまたはどちらもマイナスで設定されていることがほとんどですが、一部どちらもプラススワップとなっている通貨ペアも存在します。
両建てを行う場合はロングとショートどちらもプラススワップの通貨ペアを選ぶのがおすすめです。