XS.comはゼロカットシステムを導入しており、口座タイプごとにマージンコールとロスカットの基準が異なります。
セント口座の場合、マージンコールは証拠金維持率が60%以下になると発生し、ロスカットは10%以下で行われます。
その他の口座タイプ(スタンダード口座、エリート口座、プロ口座、VIP口座)では、マージンコールは証拠金維持率40%以下で発生し、ロスカットは20%以下で行われます。
目次
XS.comのゼロカットシステム

XS.comでは、ゼロカットシステムを採用しています。
国内FX業者では、金融商品取引法でFX業者が顧客の損失を補填する行為が禁止されていますが、XS.comではゼロカットによりマイナス分が補填されるため、追従による借金のリスクを心配をせずに、レバレッジをかけた取引を行えます。
XS.comのゼロカットされるタイミング
XS.comのゼロカットは以下の順番で発動します。
発動までの流れ | 証拠金維持率 |
①マージンコール | 40%以下(セント口座は60%) |
②ロスカット | 20%以下(セント口座は10%) |
③ゼロカット | 0% |
トレーダーが注文し、証拠金維持率が40%(セント口座は60%)以下を下回ると、警告としてマージンコールが発生します。
続いて、証拠金維持率が20%(セント口座は10%)以下になると、ロスカットが実行され、保有ポジションが強制的に決済されます。
ロスカット後、口座残高がマイナスになった場合、ゼロカットシステムが適用され、マイナス残高は0円に補填されます。
XS.comのゼロカットシステムの注意点

XS.comのゼロカットシステムは、非常に便利な機能ですが、以下の点に注意が必要です。
注意点
- 急激な相場変動
- 高いレバレッジの利用
急激な相場変動
急激な相場変動が発生した場合、ロスカットのタイミングでの約定価格が注文価格と大きく異なる場合があります。
上記のようなスリッページは、ゼロカットシステムの適用を受ける前に発生する可能性があります。
高いレバレッジの利用
XS.comの最大レバレッジは2,000倍で他のFX業者と比較しても高いですが、高いレバレッジを利用すると、ロスカットされるリスクが高まります。
XS.comのマージンコールとマージンコールの対策方法

マージンコールとは、取引口座の残高が必要な証拠金を下回った際に、追加資金の入金を求める通知です。
XS.comでマージンコールが発生する水準は、口座タイプごとに異なり、セント口座では証拠金維持率60%以下、その他の口座タイプ(スタンダード口座・エリート口座・プロ口座・VIP口座)では40%以下に設定されています。
口座タイプ | マージンコールの必要証拠金率 |
セント口座 | 60% |
スタンダード口座 | 40% |
エリート口座 | 40% |
プロ口座 | 40% |
VIP口座 | 40% |
XS.comでのマージンコールの対策
マージンコールが発生すると、ロスカットになるリスクが近づいているため、強制的に損切りされないように自身で損切りを行うか追加入金するなどの対策が必要です。
- 低いレバレッジで取引する
- 余裕をもった証拠金で運用する
- 損切りを徹底する
高いレバレッジで取引すると為替変動に左右されやすく、少ない証拠金の場合、多少の含み損でマージンコールが発生しやすくなります。
証拠金には余裕を持ち低いレバレッジで運用すること、また損切りを徹底することで損失額を最小限に抑えた取引をおすすめします。
XS.comのロスカットとロスカットの対策方法

ロスカットとは、保有しているポジションの含み損が口座残高に対し一定の水準を超えてしまった場合、それ以上に損失が増えないように強制的にポジションを決済させることです。
XS.comのロスカットは、口座タイプごとに異なり、セント口座では証拠金維持率10%以下、その他の口座タイプ(スタンダード口座・エリート口座・プロ口座・VIP口座)では20%に設定されています。
口座タイプ | ロスカットの必要証拠金率 |
セント口座 | 10% |
スタンダード口座 | 20% |
エリート口座 | 20% |
プロ口座 | 20% |
VIP口座 | 20% |
XS.comでのロスカットの対策
XS.comでロスカットを防ぐための方法として、以下の3つの対策が挙げられます。
- 追加入金してレバレッジを低くする
- 損切りする
- 逆方向のポジションを取って両建てにする
資金を追加して、実質的なレバレッジを低く保つことで、ロスカットのリスクを低減できます。
また、ロスカットされる前に、損切りを行うことで、大きな損失を防ぐことができます。
レートが逆行して損失が出た場合は、逆のポジションを取ることで損失を抑えることができます。