TitanFX(タイタンFX)で両建て取引は、公式サイトで認められており、同一口座内での両建てが可能です。
しかし、TitanFXで複数口座を作成し複数口座間で両建てを行ったり、TitanFXと他の海外FX業者を利用した両建ては禁止されています。
この記事では、TitanFXの両建てについて詳しく解説します。
目次
TitanFX(タイタンFX)の両建て

TitanFX(タイタンFX)で禁止されている両建て
TitanFX(タイタンFX)では、同一口座での両建ては可能ですが、「複数口座間での両建て」や「TitanFXと異なる他のFX業者間での両建て」などは禁止されています。
また、TitanFXでは3つの口座タイプ(Zeroスタンダード口座・Zeroブレード口座・Zeroマイクロ口座)を提供していますが、別々の口座での両建ては禁止しています。
ルールを守らず規約違反した場合、利益を没収されたり、出金拒否や口座凍結が起こる可能性があるので、注意が必要です。
TitanFX(タイタンFX)の両建てのメリット・デメリット

TitanFX(タイタンFX)での両建てのメリット
- 証拠金を減らさずにポジションを保有できる
- 強制ロスカットを避けやすくなる
- 相場の様子を長期的に観察できる
- 相場変動に強く損失を最小限に防げる
- 税金対策に活用できる
TitanFX(タイタンFX)は狭いスプレッドを提供しているため、両建てにかかる費用を抑えられます。
両建てで、買い(ロング)ポジションと売り(ショートポジション)の両方を保持すると、必要証拠金が差引きされ帳消しになり、証拠金を減らさずに強制ロスカットを避けてポジションを保有できたり、新規ポジションを注文できます。
また、買いと売りのポジション両方を保持することにより、含み益と含み損を大きくせずに長期で相場のトレンドを観察できます。
さらに、個人でFX取引を行う場合、1月1日から12月31日までの1年間で得た利益を翌年の確定申告で申請をおこなわなければいけませんが、含み損の利益は確定申告の対象外です。
年末に利益確定せずとも、両建て取引の含み益を保った状態で翌年に利益確定を持ち越すことができます。
TitanFX(タイタンFX)の両建てのデメリット
- スプレッドや手数料の負担がある
- マイナススワップだと毎日損益が発生する
- ロスカットになるリスクが高まる
TitanFX(タイタンFX)での両建ては、同一の通貨ペアで売り買いのポジションを同時に保有するため、スプレッドや手数料などの取引コストが2倍かかります。
また、スワップの合計がマイナススワップとなった場合、ポジションを決済するまで毎日損益が発生してしまいます。
スワップポイントは日々変動していきますので、注文時に合計がプラススワップでも、気づいたらマイナススワップになっていた、といったリスクもあり得ますので注意が必要です。
TitanFX(タイタンFX)での両建ての注意点

TitanFX(タイタンFX)の両建てにまつわる禁止行為は、以下のようなものがあります。
禁止行為
- 複数口座間での両建て
- 他の海外FX業者の口座との両建て
- アービトラージ(裁定取引):金利差や価格差を利用した投資手法
- システムの脆弱性やレート遅延狙いの両建て
複数口座でゼロカット狙いの両建てはゼロカット対象外
TitanFX(タイタンFX)では、ゼロカットシステムを採用しています。
2つの口座を使用して、一方の口座がゼロカットになり、もう一方の口座で利益が出るような場合は、ゼロカットの対象外となります。
ゼロカットを目的とした複数の口座での取引は行わないよう注意しましょう。
ゼロカットを狙っていない複数口座での取引に関しては、マイナス残高はTitanFXによって解消されます。
ゼロカット対象外になる理由
別口座間での両建ての場合、ゼロカットシステムを利用すると、片方の口座で利益を出しもう一方はゼロカットで損益がカットされるということになり、トレーダー側が一方的に得をする形になります。
こういった状況を防ぐためにも、同口座内以外での両建てについて利用規約で禁止している業者がほとんどです。
利用規約を守らずトレードを行うと、口座凍結や出金拒否となる可能性が高いので、利用規約の違反はしないよう注意しましょう。
TitanFX(タイタンFX)でのペナルティー

TitanFX(タイタンFX)で両建て取引する場合、禁止されている両建て取引があります。
また、TitanFXだけに関わらず、他の海外FX業者でも同様に禁止されている両建ての取引ルールもあります。
利用規約に反し禁止された両建てを行うと、利益没収や出金拒否などのペナルティーを受けてしまいます。
また、悪質性が高い場合は口座凍結され二度と利用できなくなる場合もあるので、両建て取引をする場合は、利用規約違反に該当してしまわないように十分注意してください。