XM Tradingの最大ロット数や最大取引数量数は、口座タイプによって異なります。
スタンダード口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座では最大50ロット、マイクロ口座では最大100ロットが上限となっています。
一方、全口座共通での最大取引数量数は200と定められており、これを最大ロットと組み合わせることで、理論上1,000ロットの取引が可能です。
ただし、取引を行う際の必要証拠金やレバレッジ制限も存在するため、事前の確認が必要です。
目次
XM Tradingの最大ロット数と制限
XM Tradingでの1ポジションごとの最大ロット数は、口座タイプごとに異なり、Micro口座は100ロット、それ以外の口座は50ロットまでと決められています。
- Micro口座:最大100ロット(1ロットあたり1,000通貨)
- Standard口座:最大50ロット(1ロットあたり10万通貨
- KIWAMI極口座:最大50ロット(1ロットあたり10万通貨)
- Zero口座:最大50ロット(1ロットあたり10万通貨)
ロット数は、トレーダーが一度に取引できる最大の通貨単位を示しています。
例えば、マイクロ口座で100ロットを取引する場合、取引額は1,000万通貨となります。
Micro口座 | Standard口座 | KIWAMI極口座 | XMTrading Zero口座 | |
コントラクトサイズ(1ロットあたりの通貨量) | 1ロット=1,000 | 1ロット=100,000 | 1ロット=100,000 | 1ロット=100,000 |
最大取引数量数 | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション |
最小取引サイズ | 0.01ロット (MT4) 0.1ロット (MT5) | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
ポジションごとの最大ロット数 | 100ロット | 50ロット | 50ロット | 50ロット |
1口座で最大取引数量数+最大ロットで取引をすると、理論上1,000ロット(1,000億円)の取引が可能です。
XM Tradingの最大取引数量数と制限
XM Tradingには4種類の全ての口座タイプ(Micro口座・Standard口座・KIWAMI極口座・Zero口座)において、保有できる最大取引数量はどの口座も200ポジションまでという制限が設けられています。
最大取引数量数の制限は、システムへの負荷を軽減するための措置となっています。
最大取引数量数を超えてしまうと、XM Tradingから「48時間以内にポジション数を削減してください」という通知が届くことがあります。
通知が来た場合はトレーダーは指示に従い、最大取引数量を適切な数に調整する必要があります。
XM Tradingのポジション保有中の出金について
XM Tradingではポジションを保有中でも条件を満たしている場合は出金ができます。
ポジション保有中の出金条件は下記の2つです。
出金の条件
- 平日(月曜日〜金曜日)の出金時は証拠金維持率が150%以上
- 週末(取引不可な時間帯)の出金は証拠金維持率が400%以上
ポジションを保有している際の出金は、証拠金維持率の数値変動するので注意が必要です。
また、取引が開始する月曜日の朝は価格変動が大きいことが多いので、取引できる時間帯に出金するほうがおすすめです。
XM Tradingの最大取引数量数の注意点
XM Tradingの最大取引数量数には、下記のような注意点があります。
- 最大取引数量数は予約注文を含めた注文数
- ポジション数が多いほど損失が増えるリスクがある
- レバレッジに制限がかかる可能性がある
- 最大取引数量数を超えた場合はペナルティーが発生する可能性がある
XM Tradingの最大取引数量数はどの口座タイプも200ポジションまで保有できますが、このポジション数は予約注文を含めたポジション数です。
ポジション数が多いほど、利益が増える可能性もありますが、反対に損失が増えるリスクもあるので注意が必要です。
また、XM Tradingにはロット数によりレバレッジ規制がかかります。
下記の表は有効証拠金によるレバレッジ制限です。
有効証拠金残高 | スタンダード口座 マイクロ口座 KIWAMI極口 | ゼロ口座 |
$5~$40,000 | 1,000倍 | 500倍 |
$40,001~$80,000 | 500倍 | 500倍 |
$80,001~$200,000 | 200倍 | 200倍 |
$200,001以上 | 100倍 | 100倍 |
サポートデスクに連絡を行うと規制は解除できますが、レバレッジ規制がかかる条件は通貨ペアやロット数の大きさにより異なります。
FX業者が最大取引数量数を設けている理由は、サーバーへの負担が過度にかからないようにするためです。
最大取引数量数を守らず、利用規約に反して取引を続けると、口座凍結などのペナルティが課せられる可能性がありますので注意してください。