DooPrimeでは、全ての口座タイプ(CENT口座・STP口座・ECN口座)でゼロカットシステムを採用しています。
DooPrimeでゼロカットシステムが発動するまでには順序があり、証拠金維持率100%以下になるとマージンコールによるアラートが発生し、証拠金維持率30%以下になると、損失が増えないようロスカットによりポジションが決済が行われ、最後にゼロカットが適用されます。
この記事では、DooPrimeのゼロカットシステムとロスカット、マージンコールに関する詳細を解説していきます。
目次
DooPrimeのゼロカットシステム

DooPrimeではゼロカットシステムを採用しており、マイナス残高が自動で0円にリセットされます。
ゼロカットとは
トレーダーの資産を守る仕組みであるロスカットが間に合わず、残高がマイナスになってしまった際、損失分をFX業者が負担すること
国内FX業者では、金融商品取引法でFX業者が顧客の損失を補填する行為が禁止されているため、ゼロカットシステムは採用されておらず、入金額以上の損失が出た場合は追加証拠金という「追従」が発生し、借金を背負ってしまうリスクがあります。
口座残高以上の損失が発生した場合
- ゼロカットなし:不足分を追証としてトレーダーが支払う
- ゼロカットあり:不足分をFX業者が補填する
しかし、DooPrimeではゼロカットによりマイナス分が補填されるため、追従による借金のリスクを心配をせずに、高いレバレッジをかけた取引でも安心して行えます。
DooPrimeのゼロカットされるタイミング
DooPrimeのゼロカットシステムは、自動的にリセットされます。
また、DooPrimeのゼロカットは以下の順番で発動します。
- マージンコール
- ロスカット
- ゼロカット
証拠金維持率が100%を下回ると、警告としてマージンコールが発生します。
続いて、証拠金維持率が30%以下になると、ロスカットが実行され、保有ポジションが強制的に決済されます。
ロスカット後、口座残高がマイナスになった場合、ゼロカットシステムが適用され、マイナス残高は0円に補填されます。
DooPrimeのゼロカットシステムの注意点

DooPrimeのゼロカットシステムは、非常に便利な機能ですが、以下の点に注意が必要です。
注意点
- 急激な相場変動
- 高いレバレッジの利用
- ゼロカットは保証ではない
急激な相場変動
急激な相場変動が発生した場合、ロスカットのタイミングでの約定価格が注文価格と大きく異なる場合があります。
上記のようなスリッページは、ゼロカットシステムの適用を受ける前に発生する可能性があります。
高いレバレッジの利用
高いレバレッジを利用すると、ロスカットされるリスクが高まります。
適切な資金管理とリスク管理を行うことが重要です。
ゼロカットは保証ではない
ゼロカットシステムは、トレーダーの資金を守るためのものですが、あくまでシステムの一部であり、100%の保証ではありません。
DooPrimeのマージンコールとマージンコールの対策方法

マージンコールはロスカットが行われる前に対策をねることができる便利な機能です。
マージンコールとは
トレーダーに取引中のポジションの含み損が拡大していることをアラート機能で知らせるシステムのこと
マージンコールの水準は、FX業者や口座の種類によって異なります。
DooPrimeでマージンコールが発生する水準は、証拠金維持率100%以下に設定されています。
CENT口座 | STP口座 | ECN口座 | |
マージンコール | 100% | 100% | 100% |
ロスカット | 30% | 30% | 30% |
ゼロカット | 対応 | 対応 | 対応 |
DooPrimeでのマージンコールの対策
マージンコールが発生すると、ロスカットになるリスクが近づいているため、強制的に損切りされないように自身で損切りを行うか追加入金するなどの対策が必要です。
- 低いレバレッジで取引する
- 余裕をもった証拠金で運用する
- 損切りを徹底する
高いレバレッジで取引すると為替変動に左右されやすく、少ない証拠金の場合、多少の含み損でマージンコールが発生しやすくなります。
証拠金には余裕を持ち低いレバレッジで運用すること、また損切りを徹底することで損失額を最小限に抑えた取引をおすすめします。
DooPrimeのロスカットとロスカットの対策方法

ロスカットとは
保有しているポジションの含み損が口座残高に対し一定の水準を超えてしまった場合、それ以上に損失が増えないように強制的にポジションを決済させること
ロスカット水準は、マージンコールと同様にFX業者ごとに異なります。
DooPrimeのロスカットは証拠金維持率の30%以下で、マイナス残高になった場合は、ゼロカットが執行されます。
国内の多くのFX業者では、口座維持率50~100%が一般的ですが、DooPrimeではロスカットされる可能性が低く、安心して取引できます。
DooPrimeでのロスカットの対策
DooPrimeでロスカットを防ぐための方法として、以下の3つの対策が挙げられます。
- 追加入金してレバレッジを低くする
- 損切りする
- 逆方向のポジションを取って両建てにする
①追加入金してレバレッジを低くする
資金を追加して、実質的なレバレッジを低く保つことで、ロスカットのリスクを低減できます。
②損切りする
ロスカットされる前に、損切りを行うことで、大きな損失を防ぐことができます。
③逆方向のポジションを取って両建てにする
レートが逆行して損失が出た場合、逆のポジションを取ることで損失を抑えることができます。
DooPrimeと他の海外FX業者のロスカット水準を比較

DooPrimeのマージンコールとロスカットの水準
DooPrimeでは、証拠金維持率が100%に達するとマージンコールが発生し、30%に達すると強制ロスカットが行われます。
発動までの流れ | 証拠金維持率 |
①マージンコール | 100%以下 |
②ロスカット | 30%以下 |
③ゼロカット | 0% |
DooPrimeと他の海外FX業者のロスカットの比較
DooPrimeのロスカット基準は、他の海外FX業者と比較しても標準的で、多くの業者が20%~30%の範囲でロスカットを設定しています。
ロスカット | 必要証拠金率 |
HFM(Hotforex) | 20% |
ThreeTrader | 20% |
Axiory | 20% |
BigBoss | 20% |
XM Trading | 20% |
Axi | 20% |
OQtima | 20% |
TitanFX | 20% |
DooPrime | 30% |
Axon Markets | 50% |
PU Prime | 50% |
国内のFX業者との比較では、DooPrimeはロスカットが発生しにくい特徴があります。
そのため、「間もなく価格が反転するだろう」と感じる瞬間でも、ロスカットされることはなく取引を継続することができる場面が増えます。
しかし、ロスカット基準が低めに設定されている場合、ロスカットが行われた際の残存資金が少なくなるリスクがあるため、取引を行う際は十分な注意が必要です。
ロスカット水準が低いメリット・デメリット
ロスカット水準が低いメリット
- 反転するチャンスが増える
ロスカット水準が低いデメリット
- ロスカットされた時に残る証拠金が少ない