海外FX業者 スプレッド比較|各業者の口座の特徴や手数料について

海外FX業者の比較

スプレッド比較

海外FX業者 スプレッド比較|各 ...

海外FX業者 スプレッド比較|各業者の口座の特徴や手数料について

海外FXのスプレッドとは

外貨を売り買いする場合、売る時と買う時の価格は別々に設定されています。

FXではこの売値(Bid)と買値(Ask)の差額をスプレッドと言い、売買取引の度に発生する取引手数料のようなものです。

スプレッドはFX業者によって価格が異なり、時間帯や通貨ペアによっても異なります。

スプレッドが狭いほど利益が出せ有利に取引ができます。
ここでは、スプレッドの幅の狭いおすすめ業者をご紹介します。

海外FX一般向け口座(STP口座)のスプレッド比較

STP取引とは、インターネットバンク市場に参加している複数の金融機関が提示する価格レートから、 自動的にトレーダーが一番有利な価格を選び取引をする方法です。

STP口座ではトレーダーが注文を行った後は、発注→売買成立→決済までの流れを全て自動で行ってくれます。

最もスタンダードな口座タイプなので、初心者から上級者まで利用可能な万能口座です。

①XMTrading

  • 平均スプレッド(最小ペア):ユーロ/ドル:1.3pips
  • レバレッジ:888倍
  • 約定:99.92%

XM Tradingの特徴はこちら

②FBS

  • 平均スプレッド(最小ペア):ユーロ/ドル:1.2pips
  • レバレッジ:3000倍
  • 約定:95.0%

③TradersTrust

  • 平均スプレッド(最小ペア):ユーロ/ドル:1.6pips
  • レバレッジ:500倍
  • 約定:99.9%

④AXIORY

  • 平均スプレッド(最小ペア):ユーロ/ドル:1.0pips
  • レバレッジ:400倍
  • 約定:99.8%

AXIORYの特徴はこちら

STP口座ではECN口座と違い、板情報が見れないというデメリットがあり、 スプレッドの領域が広く設定されているのでデイトレードやスイングトレードなどの短期取引の方には向いていません。

メリットとしては取引手数料はかからず、入金額と取引通貨は少額から可能なので初心者の方でも気軽に取引を始められます。

また、高いレバレッジが設定されているので資金を効率よく稼ぐことができます。

海外FX中上級者向け口座(ECN口座)のスプレッド比較表

ECN取引とは、トレーダーの注文がFX業者を仲介せず、直接インターバンク市場に流れる方式のことです。

仲介業者を挟む取引の場合は約低拒否やレート操作が行われてしまう心配がありますが、 ECNでは透明性の高い取引できます。

取引方法は、注文した価格と同価格で売りに出しているトレーダーがいた場合に取引が成立します。

ECN口座では直接トレーダーと取引する為、別途手数料がかかりますがその分スプレッドの差額が狭くなります。

①TradeView(cTrader・ILC口座) 

  • ドル/円:0.6pips
  • ユーロ/円:0.9pips
  • ポンド/円:1.0pips
  • 豪ドル/円:1.0pip
  • ユーロ/ドル:0.6pips

※手数料:0.5pips

②AXIORY(ナノスプレット口座)

  • ドル/円:0.8pips
  • ユーロ/円:1.0pips
  • ポンド/円:1.3pips
  • 豪ドル/円:1.3pips
  • ユーロ/ドル:0.8pips

※手数料:0.6pips

③FBS(ECN口座)

  • ドル/円:0.9pips
  • ユーロ/円:1.1pips
  • ポンド/円:1.7pips
  • 豪ドル/円:1.1pips
  • ユーロ/ドル:0.6pips

※手数料:0.6pips

④LANDFX(ECN口座)

  • ドル/円:0.59pips
  • ユーロ/円:1.5pips
  • ポンド/円:1.8pips
  • 豪ドル/円:1.6pips
  • ユーロ/ドル:0.8pips

※手数料:0.7pips

⑤XM Trading(ゼロ口座)

  • ドル/円:1.1pips
  • ユーロ/円:2.1pips
  • ポンド/円:1.1pips
  • 豪ドル/円:1.3pips
  • ユーロ/ドル:1.6pips

※手数料:1.0pips

ECN口座のデメリットは、他の取引方法より入金額と取引通貨量が多く設定されていることが多く、 最大レバレッジは低めの倍率でしかできない場合があります。

しかし、ECP取引は電子取引所により自動で売り手と買い手の注文が行われるので約定拒否も起こらず、約定スピードが早いのが特徴です。

ほとんどの業者が板情報の確認ができるので、トレンド予想が立てやすいというメリットもあります。

また、別途手数料はかかりますが、スプレッドが狭いので他の取引方法よりトレードコストを抑えることができます。

海外FXスプレッドおすすめ業者

iFOREX

iFOREXは1996年創業、20年以上の経験をもつ老舗FX業者です。

2018年にFX取引システムを改革して以来、固定性のスプレッドを先駆けて採用し人気を集めました。

ロスカット水準は0%と含み損に耐えやすく、 他のFX業者ではレバレッジに制限を設けている場合がありますが、iFOREXではその心配はありません。

口座タイプが1種類のみとシンプルで初心者の方でも使いやすい独自の取引ツールが評判です。

iFOREXの固定スプレッド

  • USD/JPY:0.8pips
  • EUR/JPY:1.2pips
  • EUR/USD:0.7pips
  • GBP/JPY:2.3pips
  • AUD/JPY:3.0pips
  • GBP/USD:1.0pips
  • UD/USD:0.8pips

デメリットとしては、世界一の取引プラットフォームであるMT4が利用できず、 キャルピング取引や自動売買(EA)取引が禁止されているなどがあります。

しかし、ロスカットレベルは世界最高水準の0%でロスカットがされにくく、 証拠金のギリギリまで粘った取引ができたり、スイングトレードやデイトレードにも適しています。

AXIORY

AXIORYは2011年から現在まで10年以上の運営歴があり、出金拒否などのトラブルの口コミはほとんどありません。

最大レバレッジは400倍ですが、スキャンピングに定評で、99.98%との高い約定力でも人気があります。

取引ツールはMT4・MT5と、次世代のプラットフォームとして期待を高めているcTraderも利用可能。

NDD方式を採用していて取引の透明性が高く、ロスカット水準は20%以下と低めに設定されているのも魅力的です。

サポートも日本語で対応してくれるので、英語が苦手な方でも安心です。

AXIORY ナノスプレッド口座のスプレッド

  • USD/JPY:0.8pips
  • EUR/JPY:1.0pips
  • EUR/USD:0.6pips
  • GBP/USD:1.6pips

AXIORYはベリーズで発行しているIFSCの金融ライセンスを取得しています。

信頼性の観点から見ると、このライセンスはマイナーであまり評価が高くないです。

また、初回入金額は2万円と少し高めで、入出金額が2万円未満の場合は1,000円(海外送金の場合1,500円)の手数料が発生するので、 少ない資金で始めたい方には利用しにくいというデメリットも。

ボーナスキャンペーンも頻度には開催されていません。

ですが、狭いスプレッドにより取引コストを抑えられ、約定力も高いので スキャンピングをしたい方には有利な環境が整っています。

海外FX業者をスプレッドで選ぶときの注意点

スプレッドの差は狭い方が利益を得られます。

ですが、海外FX業者を選ぶ際スプレッドの幅だけを基準に選択することはおすすめしません。

流動性が低く取引量も少ない通貨は、FX業者がスプレッドを広く設定しリスクを抑えていることがあり、 口座タイプによってスプレッドが異なります。

また、いくらスプレッドが狭くても初回入金がかなり高額に設定されていたり、ロスカット水準が100%の場合もあります。

少額な資産の場合、ロスカット水準が100%だと強制決済になりうるのも注意が必要です。

海外FXスプレッドまとめ

海外FX業者では、一般向けのSTP口座と上級者向けのECN口座の両方を提供しているところが多くあります。

ECN口座では直接トレーダーと取引するので別途手数料がかかりますが、その分スプレッドの差が狭いです。

STP口座はECN口座と違い、手数料がかからない分スプレッドの幅は広く設定されています。

取引する通貨ペアによっては、同じ口座でもスプレッドが異なるので、 事前に自身が取引する通貨ペアのスプレッドが狭いか確認することをおすすめします。

また、約定率も高約定なFX業者の方がスリッページの心配も少なく、希望する価格での注文が通りやすくなるので、 スプレッドと合わせて約定率の高さも考慮しながらFX業者を選ぶ方が良いかもしれません。

スプレッド比較に関するQandA

スプレッドの幅が狭いと何が良いのでしょうか?
スプレッドは売買取引の度に発生する取引手数料のようなものなので、取引のたびに発生します。
そのため、スプレッドが狭いほど利益が出せ有利に取引ができます。
スプレッドは各業者ごとで違いがありますか?
はい、スプレッドはFX業者によって価格が異なり、時間帯や通貨ペアによっても異なります。
STP取引とはなんですか?
インターネットバンク市場に参加している複数の金融機関が提示する価格レートから、 自動的にトレーダーが一番有利な価格を選び取引をする方法です。
スプレッドの領域が広く設定されていますが、取引手数料はかからず、入金額と取引通貨は少額から可能なので初心者の方でも気軽に取引を始められます。
ECN取引とはなんですか?
トレーダーの注文がFX業者を仲介せず、直接インターバンク市場に流れる方式のことです。
直接トレーダーと取引する為、別途手数料がかかりますがその分スプレッドの差額が狭くなります。

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編集部

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