XM Trading(エックスエム)のスプレッドは変動制を採用しています。
また、XM Tradingの口座タイプの中でスプレッドが狭いのはゼロ口座です。
この記事では、XM Tradingのスプレッドについて詳しく解説します。
目次
XM Trading(エックスエム)のスプレッド

海外FXのスプレッドとは
スプレッドとは、取引通貨ペアの表示されているレートの買値(Ask)と売値(Bid)の間にある差額のことです。
例えば、買値が110で売値が109の場合にはスプレッドは1という計算が出来ます。
この差額がが小さい程、取引毎のコストを抑えることが出来る為、トレーダーにとってより有利な条件で取引することが出来ます。
特にスキャルピングなどの高頻度で取引を行うトレーダーにとって、スプレッドは取引を行うたびに増えていくので、取引所を選定する際に非常に重要な指標となります。
メジャー通貨(米ドル、円、ポンド、豪ドルなど)は取引量が多く、流動性が高いため、スプレッドが狭い傾向があります。
XM Trading(エックスエム)のスプレッド
XM Trading(エックスエム)のスプレッドの仕組みは変動制を採用しています。
変動制は為替市場における、その時々に最適なスプレッドを設定する仕組みのことで、時間帯によっては固定制よりもスプレッドが狭く取引できることが強みです。
しかし、スプレッドが狭い時間帯がある一方、固定制よりも広がる時間帯があるため、取引を行う際には、時間や時期に注意する必要があります。
スプレッドの単位pips(ピップス)とは
pips(percentage in point)とは、為替市場などにおける通貨ペアの動きを表現するときに使う単位です。
pipという共通の単位を設定することで、異なる通貨同士でも変動幅を統一して表現することができます。
pipsの具体的な数値は、通貨ペアによって異なります。米ドル/円やクロス円(ポンド/円、ユーロ/円)などの円を決済通貨とする通貨ペアの場合、1pipsは0.01円となり、ユーロ/米ドル(EUR/USD)、英ポンド/米ドル(GBP/USD)等の米ドルを決済通貨とする通貨ペアの場合、1pipsは0.01セントに値します。
pipsの計算を自分で行うのは大変ですが、XMではpipsなどを計算してくれるピップ値計算機がありますので、積極的に活用していきましょう!
XM Trading(エックスエム)の口座タイプごとのスプレッド

XM Trading(エックスエム)のスプレッドは、市場の状況に応じて変動します。
これは、XM Tradingが変動スプレッド制を採用しているためです。
変動スプレッド制は、市場の流動性に応じてスプレッドが広がったり狭まったりする仕組みです。
また、XM Tradingでは、スタンダード口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座など、さまざまな口座タイプが提供されていますが、口座タイプごとにスプレッドや取引手数料が異なります。
XM Trading(エックスエム)の口座タイプ別の平均スプレッド
商品(銘柄) | スタンダード/マイクロ | KIWAMI極 | XMTrading Zero |
USDJPY (米ドル/日本円) | 1.6 pips | 0.7pips | 0.1 pips |
EURUSD (欧州ユーロ/米ドル) | 1.7 pips | 0.7pips | 0.1 pips |
GBPUSD (英国ポンド/米ドル) | 2.1 pips | 0.7pips | 0.2 pips |
USDCHF (米ドル/スイスフラン) | 2.1 pips | 0.9pips | 0.4 pips |
USDCAD (米ドル/カナダドル) | 2.2 pips | 1.3 pips | 0.5 pips |
AUDUSD (豪州ドル/米ドル) | 1.8 pips | 0.9 pips | 0.4 pips |
NZDUSD (ニュージーランドドル/米ドル) | 2.7 pips | 1.2 pips | 1.0 pips |
XM Trading(エックスエム)でのおすすめの通貨ペア
スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことで、取引コストを抑えることができます。
XMTrading(エックスエム)でおすすめの通貨ペアは以下の通りです。
- USD/JPY
- EUR/JPY
- GBP/JPY
- AUD/JPY
- EUR/USD
上記の通貨ペアは、流動性が高く、スプレッドが狭いため、短期トレードやスキャルピング取引に適しています。
XMTrading(エックスエム)でスプレッドが一番狭い口座
スプレッドが最も狭い口座はXMTrading Zero口座となっています。
最低0ピップから取引が可能でスプレッドを極力抑えたい方には最適な口座となっていますが、取引毎に手数料が発生する点は注意が必要です!
XM Trading(エックスエム)の商品ごとのスプレッド

- FX通貨のスプレッド
- 株式指数のスプレッド
- コモディティ(商品)のスプレッド
- 貴金属のスプレッド
- エネルギーのスプレッド
- 仮想通貨CFDのスプレッド
XM Trading(エックスエム)でのFX通貨のスプレッド
通貨ペア | 最低 スプレッド | 平均スプレッド |
AUDCAD | 0.00028 | 0.0003 |
AUDCHF | 0.00028 | 0.0003 |
AUDJPY | 0.032 | 0.033 |
AUDNZD | 0.00037 | 0.0004 |
AUDUSD | 0.00016 | 0.00018 |
CADCHF | 0.00035 | 0.00037 |
CADJPY | 0.031 | 0.034 |
CHFJPY | 0.028 | 0.033 |
CHFSGD | 0.00282 | 0.0031 |
EURAUD | 0.00027 | 0.0003 |
EURCAD | 0.00029 | 0.0003 |
EURCHF | 0.00023 | 0.00027 |
EURDKK | 0.00385 | 0.0039 |
EURGBP | 0.00018 | 0.0002 |
EURHKD | 0.0041 | 0.0045 |
EURHUF | 0.334 | 0.59 |
EURJPY | 0.021 | 0.023 |
EURNOK | 0.012 | 0.01455 |
EURNZD | 0.00039 | 0.0004 |
EURPLN | 0.0045 | 0.0065 |
EURSEK | 0.00765 | 0.0099 |
EURSGD | 0.00161 | 0.0017 |
EURTRY**** | 0.0191 | 0.043 |
EURUSD | 0.00016 | 0.00017 |
EURZAR | 0.01734 | 0.0241 |
GBPAUD | 0.00036 | 0.00038 |
GBPCAD | 0.00047 | 0.0005 |
GBPCHF | 0.00037 | 0.00046 |
GBPDKK | 0.0111 | 0.012 |
GBPJPY | 0.032 | 0.036 |
GBPNOK | 0.0183 | 0.0216 |
GBPNZD | 0.00062 | 0.0007 |
GBPSEK | 0.00945 | 0.0134 |
GBPSGD | 0.00276 | 0.0031 |
GBPUSD | 0.00019 | 0.00021 |
NZDCAD | 0.00038 | 0.00041 |
NZDCHF | 0.00038 | 0.0004 |
NZDJPY | 0.025 | 0.03 |
NZDSGD | 0.00265 | 0.0028 |
NZDUSD | 0.00025 | 0.00027 |
SGDJPY | 0.195 | 0.2 |
USDCAD | 0.0002 | 0.00022 |
USDCHF | 0.00019 | 0.00021 |
USDCNH | 0.0034 | 0.0036 |
USDDKK | 0.00332 | 0.0036 |
USDHKD | 0.0026 | 0.0028 |
USDHUF | 0.305 | 0.51 |
USDJPY | 0.015 | 0.016 |
USDMXN | 0.0197 | 0.0239 |
USDNOK | 0.014 | 0.017 |
USDPLN | 0.004 | 0.0052 |
USDSEK | 0.0061 | 0.0082 |
USDSGD | 0.00195 | 0.0021 |
USDTRY | 0.019 | 0.025 |
USDZAR | 0.012 | 0.0158 |
XM Trading(エックスエム)での株式指数のスプレッド
シンボル | 最低 スプレッド |
AUS200Cash | 2 |
EU50Cash | 1.5 |
FRA40Cash | 1 |
GER40Cash | 1 |
HK50Cash | 10 |
IT40Cash | 10 |
JP225Cash | 6 |
NETH25Cash | 0.3 |
SPAIN35Cash | 5 |
SWI20Cash | 3 |
UK100Cash | 1 |
US100Cash | 1 |
US30Cash | 2.5 |
US500Cash | 0.4 |
XM Trading(エックスエム)でのコモディティ(商品)のスプレッド
シンボル | 最低 スプレッド |
COCOA | 9 |
COFFE | 0.005 |
CORN | 0.01 |
COTTO | 0.003 |
HGCOP | 0.0047 |
SBEAN | 0.0185 |
SUGAR | 0.0006 |
WHEAT | 0.015 |
XM Trading(エックスエム)での貴金属のスプレッド
シンボル | 最低 スプレッド | 平均スプレッド |
GOLD | 0.25 | 0.35 |
SILVER | 0.033 | 0.035 |
XM Trading(エックスエム)でのエネルギーのスプレッド
シンボル | 最低 スプレッド |
BRENT | 0.03 |
GSOIL | 1.2 |
NGAS | 0.03 |
OIL | 0.03 |
OILMn | 0.03 |
XM Trading(エックスエム)での仮想通貨CFDのスプレッド
シンボル | 最低 スプレッド |
AAVEUSD | 2 |
ADAUSD | 0.0015 |
ALGOUSD | 0.006 |
AVAXUSD | 0.12 |
AXSUSD | 0.45 |
BATUSD | 0.015 |
BCHUSD | 1.15 |
BTCEUR | 40 |
BTCGBP | 25 |
BTCUSD | 23 |
COMPUSD | 0.55 |
ENJUSD | 0.0055 |
ETHEUR | 5.5 |
ETHGBP | 3.5 |
ETHUSD | 2.55 |
FETUSD | 0.0025 |
GRTUSD | 0.003 |
LINKUSD | 0.03 |
LTCUSD | 0.75 |
MATICUSD | 0.0025 |
OMGUSD | 0.06 |
SKLUSD | 0.002 |
SNXUSD | 0.1 |
SOLUSD | 0.15 |
STORJUSD | 0.015 |
SUSHIUSD | 0.045 |
UMAUSD | 0.07 |
UNIUSD | 0.07 |
XLMUSD | 0.0015 |
XRPUSD | 0.00135 |
ZRXUSD | 0.0065 |
XM Trading(エックスエム)でスプレッドが通貨ごとに違う理由

取引量による違い
スプレッドは、FX取引所にレートを提供する金融機関が通貨ペアごとの売り買い時の注文数に応じて決めています。
通貨の取引量が多い場合には、市場での流動性が高くなりますので、いつでも安定した価格で取引ができます。そのため、取引所の観点からスプレッドが小さくても、売買してくれる人が多いので問題ない、と判断できるのです。
逆に取引量が少ない通貨ペアの場合、市場の流動性が低く、価格が不安定になってしまうため、スプレッドは広く設定されます。
取引方法による違い
FXは基本的に通貨の売買となりますので、対応する通貨ペアがあればスムーズに取引ができますが、そうではない場合があります。
例えば、ドル円の取引を行う場合は直接ドルと円の取引を行い、ユーロドルの場合はユーロとドルの取引を行います。
しかし、円とユーロの取引を行う場合、基軸通貨がドルのため、一度ドルを介して取引をする必要があります。
1度ドルにすることはつまり、取引回数が増えることを指しますので、必然的にスプレッドが高くなってしまいます。
XM Trading(エックスエム)のスプレッドの注意点

XM Tradingのスプレッドを利用する際には、以下の点に注意しましょう。
- 世界情勢・政治経済に関する出来事
- 経済指標・要人発言
- 年末年始などの長期の休み、市場が開いてない時間帯
- 時間帯によるスプレッドの変動
- 通貨ペアによる違い
- ゼロ口座とKIWAMI極口座はロイヤリティプログラムの対象外
世界情勢・政治経済に関する出来事によって変動
FXは商品の特性上、世界情勢・政治経済に非常に大きな影響を受けます。
特に以下の場合は注意が必要です。
- 大統領選挙
- 災害時
- 戦争・軍事攻撃など
- コロナショックなど
上記のような場面ではスプレッドが広がりやすい傾向にあります。
最近では新型コロナウィルスの影響やロシアの軍事攻撃など社会に大きなインパクトを与えた際にもスプレッドに影響が及びました。
経済指標・要人発言
経済指標として有名なのは、アメリカが発表する米国雇用統計などがあります。
アメリカ経済の影響は非常に大きく、各国が非常に注目しているポイントでもあります。
そのため、アメリカの雇用統計や重要人物による発言によっても相場は急変動する可能性があるため注意しましょう!
以下はアメリカの重要指標の一覧です!
- 雇用統計
- ADP雇用統計
- 新規失業保険申請件数
- 消費者物価指数(CPI)
- 国内総生産(GDP)
- ISM製造業景況指数
- FOMC(アメリカの金融政策を決定する会合)
年末年始などの長期の休み、市場が開いてない時間帯
年末年始などの長期休みや市場が開いていない時間帯でもスプレッドが拡大しやすいため、注意が必要です。
特に日本時間でのAM7時〜AM8時はニューヨークやロンドンといった大型市場に加え、日本市場もオープンしていないため、この時間帯での取引は注意が必要です。
一方で日本時間でのPM10時〜翌AM1時ごろまではニューヨーク市場、ロンドン市場が重なる時間帯のため、流動制が多く、スプレッドが狭くなりやすいのでおすすめです!
時間帯によるスプレッドの変動
動スプレッド制を採用しているため、時間帯によってスプレッドが広がることがあります。取引を行う前に、スプレッドの状況を確認しましょう。
通貨ペアによる違い
通貨ペアによっては、スプレッドが異なります。
メジャーな通貨ペアのスプレッドは狭い傾向にありますが、マイナーな通貨ペアは広くなることが多いです。
ゼロ口座とKIWAMI極口座はロイヤリティプログラムの対象外
XM Tradingは、ボーナスが豊富である一方、スプレッドが広いとされています。
しかし、XM Trading独自のロイヤリティプログラムでは、取引ごとにXMポイント(XMP)が貯まり、これをボーナス報酬に交換して取引に使用することができるため、実質的な取引コストを抑えることが可能です。
ただし、ゼロ口座とKIWAMI極口座はロイヤリティプログラムの対象外となっているため注意が必要です。