GEMFOREX(ゲムフォレックス)は変動制のスプレッドを採用しており、市場の状況や経済指標の発表時に応じて変動します。
特にロースプレッド口座において、非常に狭いスプレッドが魅力で、米ドル/円ペアでは最小0.1pipsという極めて競争力のあるスプレッドが提供していました。
GEMFOREXは2023年5月31日にサービスを停止し、現在は新規登録できません。
目次
GEMFOREXのスプレッドの特徴
GEMFOREXのスプレッドは変動制
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドは変動制スプレッドを採用しており、変動スプレッドは取引する時間やタイミングを見極めれば、狭いスプレッドで有利に取引できます。
GEMFOREXの口座タイプごとのスプレッド比較
オールインワン口座 | ミラートレード口座 | ガチゼロ口座 | ロースプレッド口座 | ミラートレード口座 | |
USD/JPY | 1.7 | 1.7 | 0 | 0.3 | 1.7 |
EUR/USD | 1.8 | 1.8 | 0 | 0.3 | 1.8 |
GBP/JPY | 2.8 | 2.8 | 0 | 0.9 | 2.8 |
XAU/USD | 3.1 | 3.1 | 0 | 1.9 | 3.1 |
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のガチゼロ口座は、スプレッド0という脅威の数字となっていますが、ガチゼロ口座は招待制のため、取引所から招待メールが来ないと口座開設できません。
一方で、ロースプレッド口座は、他口座よりも低く、取引手数料が無料、高いレバレッジで取引が可能な口座タイプで、スキャルピングなどの取引回数が多いトレーダーに人気の口座タイプでした。
デメリットとしてはボーナス対象外、初回最低入金が30万円、EA・ミラートレード不可といった点があります。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)はサービスを停止中ですが、取引コストを抑えたい方は業界の中でもトップクラスで非常に狭いスプレッドを提供している「ThreeTrader」がおすすめです。
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GEMFOREXのスプレッドの注意点
- 世界情勢・政治経済に関する出来事によってスプレッドが変動する
- 経済指標・要人発言や時間によってスプレッドが広がる
- 年末年始などの長期の休み、市場が開いてない時間帯
- スプレッド以外にも取引コストがかかる
世界情勢・政治経済に関する出来事によってスプレッドが変動する
FXは商品の特性上、世界情勢・政治経済に非常に大きな影響を受けます。
特に以下の場合は場面では、スプレッドが広がりやすい傾向にあります。
- 大統領選挙
- 災害時
- 戦争・軍事攻撃など
経済指標・要人発言や時間によってスプレッドが広がる
経済指標として有名なのは、アメリカが発表する米国雇用統計などがあります。
アメリカ経済の影響は非常に大きく、各国が非常に注目しているポイントでもあります。
そのため、アメリカの雇用統計や重要人物による発言によっても相場は急変動する可能性があるため注意が必要です。
アメリカの重要指標
- 雇用統計
- ADP雇用統計
- 新規失業保険申請件数
- 消費者物価指数(CPI)
- 国内総生産(GDP)
- ISM製造業景況指数
- FOMC(アメリカの金融政策を決定する会合)
年末年始などの長期の休み、市場が開いてない時間帯
年末年始などの長期休みや市場が開いていない時間帯でもスプレッドが拡大しやすいため、注意が必要です。
特に日本時間でのAM7時〜AM8時はニューヨークやロンドンといった大型市場に加え、日本市場もオープンしていないため、この時間帯での取引は注意が必要です。
一方で日本時間でのPM10時〜翌AM1時ごろまではニューヨーク市場、ロンドン市場が重なる時間帯のため、流動制が多く、スプレッドが狭くなりやすいです。
スプレッド以外にも取引コストがかかる
FX取引では、スプレッドの狭さは利益に直結しますが、スプレッド以外の他の取引コストも考慮することが重要です。
具体的には、スワップポイント、スリッページ、取引手数料、出金手数料、プラットフォーム利用料、通信費などがあります。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)では、ロースプレッド口座はスプレッドが狭いですが、初回入金額の高さやボーナスが対象外などのデメリットがあります。
GEMFOREX以外の他の海外FX業者でも、サービス停止のリスクが伴うため、FX業者選びは慎重に行いましょう。